沼田和子です。
今日は、祖母の行動がうるさくてお困りのKさんのお話しです。
Kさんは22歳の新社会人で、実家の秋田県からでて、都内の祖父母の家に居候しています。
同居している祖母が、ドスドスと歩いて、本当にうるさいと、
思いながらも、居候の身としては、あまり強くも言えない状況で
ストレスがたまる一方とのことで、カウンセラーの元にやってきました。
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K「本当にうるさくて困っています。
私が部屋で電話をしている時や、テレビを見ている時に限って、
階段や廊下をわざとドスドス足踏みして邪魔しています
」
カウンセラー「おばあさまはなぜ、わざと邪魔しているのだと思いますか?」
K「私が友達や彼と話しているのがつまらないのかもしれないです。
」
K「あとは、扉の開け閉めにも
バターン
、バターン
と
スライディング方式の扉を強くひきすぎて1回跳ね返ってバンってなる位、
大きな音をたてているんです。
なるべく、開け閉めもゆっくり、優しくしてもらいたいと思うけど、
一緒に住むのも耐えられない位うるさいです
」
カウンセラー「いつも、邪魔をされて耐えられないのなら、なぜ居候をしているのですか?」
K「私の両親は厳しい人で、私が女の子だから東京で就職する条件として、祖父母の家に住む事だったんです。なので、一緒に住むしかないんです
」
カウンセラー「ご自身の家に住むだとすれば、
ご自由でふるまう事ができますが、
その家独自の色々なルールがありますので、
居候するなら家主のルールに従う事が条件ですよね。
そもそも、Kさんはご自分がどういう人間かということが、
たぶんわかっていませんよね」
カウンセラー「人に見るやり方は、自分の過去のやり方です。
おばあ様がうるさいとか、話を聞かないという事ですが、
これはどうも、自分がうるさかったり、
どうやら話を聞かない性質があるのかもしれないという事です」
カウンセラー「そもそも、Kさんは子どもの頃、
ご両親に対してかなりアピールしてきたのではないでしょうか。
邪魔扱いされるくらい自己主張が強かったのかもしれません。
なので、おばあ様が邪魔をしているように感じるだけですよ。
あなたのやり方、無意識にとどまっている困ったパターンを変えるだけで、
おばあ様のうるさい行動も変化しますよ」
セッション後、実践を続けてみると
みるみるうちに効果がでてしまい
おばあ様のうるさい行動がぐっと減ったと報告をいただきました。
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根本的な解決ができる、
優れた方法で、Kさんもおばあ様にイライラすることが
まったくなくなったようです。
相手に何もいわずに、
