沖縄の実験圃場の様子です。
今日の最高気温は19度でした。
ここは天国ですか?笑
【開墾の流れ】
刈草が山積みにされていた耕作放棄地を開墾して畑にしました。
炭素循環農法にとっては刈草は宝の山です。刈草をチョッパーで切り刻んで畑に鋤き込んで微生物の餌にします。
畑にする場所全面に高さ50センチ位に刈草を敷き詰めました。
そしてトラクターで3回ほどロータリーをかけ鋤き込みました。沖縄の畑は粘土なので土がゴロゴロしていますが微生物が有機物を分解することによって団粒構造を作り出しふかふかの土に変わっていきます。
本当は有機物がある程度分解されるのを待ってから植えつけた方が良いのですが、沖縄にいられる期間は4月いっぱいと短いために、耕起して5日後に苗を植え付けました。後は苗の生育の様子を見ながら自家製の微生物発酵資材や肥料を併用しながら育てていきます。
土が完成していれば微生物の力だけで野菜は元気に大きく育つのですがまだ土が全くできていない状態なので、やむなく肥料も使います。それでも肥料をやりすぎなければ虫が食べない野菜はちゃんと作れるんですよ。
植え付けた野菜はブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、レタス7種、ネギ、セロリ、トマト、ナス、カラーピーマン、ししとう、バジルです。コンパニオンプランツになるように植え付けました。
虫に食べられやすいアブラナ科の野菜でも無農薬で虫に食べられない野菜ができるところを沖縄の方々にも見てほしいと思っています。
畑や農具を貸してくださり全面的に協力してくださっている浜辺の茶屋のオーナー稲福さんに感謝申し上げます。
素敵な宿泊施設ヴィラ さちばるやーどぅいもありますので沖縄に来た際にはぜひ遊びにいらしてくださいね^ - ^