三回目の支笏湖、再び一人旅の始まり

札幌市内~支笏湖モーラップCA

晴れ続きの天気が続いている。本当に遅い、今頃になってももう道東に引き返す気は無い。まーぼさんは今日もお仕事で、重機に乗って現場へ朝早くから出て行ったようだ。
自分は昨日よりは若干早めに起きて朝ご飯を頂き、一服する間もなく荷物の整理を始めた。しかし、すぐに出発する訳には行かない。

その前にまーぼさんのZから拝借した部品と、自分のZから外した部品のリストアップをしておかなければならない。後日、自分のZから外した数点の部品はまーぼさんに宅配便でまとめて千葉の自宅に送って貰う事になっているからだ。
相方の足回りとまーぼさんZの足回りをかわりばんこに見ながら、部品のチェックをする。なんだか、仕事をしているみたいな感覚だ、懐かしい気がした。

取りこぼしが無い事を確認し、まーぼさんに送って貰う部品のリストをメモ紙に書き残し、下ろしてあった荷物を全て再び相方に乗せ、お袋さんに何度もお礼を申し上げて、出発。

また、胸が詰まった。
こんな筈では・・・・とも思っていた。

しかし、もう問題は片付いた。後に残された自分の使命は、無事に北海道を離れ、東北を南下しながらその近辺に住んでいる友人と再会し、そして自宅に何事も無く無事に帰着する事、それだけである。
昼過ぎの2時にはもう見飽きた感のある支笏湖に到着。

キャンプ場は樽前山のリターンマッチに備えて、モーラップに決めた。

キャンプ場は予想通りに混雑している。お盆が終わって、最初の週末なのだが、誰も自宅で大人しくしている者はいないのだろうか、本当に此処周辺のキャンプ場は週末は当たり前の様に混雑している。美笛もポロピナイも一緒だろう。
日記が4日分も溜まってしまったので、夕飯はコンビニ弁当とした。

いま、この日記を書き終えてようやく終了である。

この後は、まーぼさんや姐さんがその後の事を心配しているだろうから、早めにメールを送って今後も無事に旅を続けていける事を報告しなければならない。

そして、明日はこの前と全く同じ行動パターンで樽前山に臨む。3度目の登山だ。

今度こそ、今度こそ本当の山頂の別世界を写真に収めるのだ。その目的が無事に果たされたら、いよいよ道南へ移動。自分が始めて北海道で幕営した思いであるキャンプ場、ニセコ野営場に向かう。