今日からキャンプだす
秋田~青森(深浦)
今日は、忍さんも午前中は休みだという事なので、自分もすこし寝坊させて貰った。起き出したのは、朝の8時。
部屋の温度が上がっている。今日も暑くなりそうだ。下に降りると、すでに忍さんや家族の人たちは朝の用意をしていた。昨日の晩餐にも負けないような内容の朝ごはんを頂き(夕べの生牡蠣が今度は醤油漬けになって焼かれて出て居た)、荷物を纏めて出発。
今日は午前中だけだが、忍さんが
男鹿半島を途中まで一緒に走ってくれる。見送りに出てきてくれた忍さんの母上と、やはり慣れきっていなかったマロにも挨拶をして出発。
混雑する市内を抜けて、男鹿半島に向かう国道に出ると流れはいきなり良くなった。一昨日酒田でざぶん氏が「秋田市を抜けた後の国道は流れがよくて真っ直ぐなので、ネズミをよくやっているので注意して」と言われたのを思い出した。なるほど、頭を忍さんに押さえて貰っていなければ、思わずアクセルを開けたくなる様な綺麗な道路である。天気は薄雲が掛かっているものの、おおむね晴れ。気温もかなり高い。本当に梅雨なのだろうか。それとも自分が晴れ男だからだろうか?男鹿半島をぐるっと廻る道路はアップダウンに富んでいて、しかも適度なコーナーが連続していて退屈しない、それまでの半島に繋がる国道の殆どが1直線
道路だったので、眠気が催してきたが。忍さん宅にお泊まりする予定がなければ、キャンプするつもりだった桜島キャンプ場を通過し、半島の景勝地である入道崎手前の八望台にて、休憩。何枚かデジカメで写真を撮って貰ったりしながらして暫く雑談をした後、忍さんは午後から会議とのことでここでお別れすることになった。ちょっと忍さんが寂しそうだったのが気になったが、また1週間後には北海道は留寿都でのZミーティングにお互い参加する事が決まっているので、またその時じっくりとお話等をすればいい。
忍さんとお別れして再び単独で入道崎に向かう。10分少々で入道崎に到着。沢山の売店が並び、観光バスや車が駐車場に止まっている。賑やかな所だ。ここで昼とした。時刻は12時半。ヒトゴコチついたところで今度は北上のルートへ戻る。R101に合流しひたすら北を目指す。
今日から本格的に幕営生活が始まる。気遣いせずにすむ日常がここから暫くの間続く事になるのだ。人の家にお邪魔しておきながらこんな事を言ったら失礼極まりないのだが、行く先々で本当に丁重に持て成してくれたので、とても有り難かったのだが、やはり野宿生活の方がいささか不便ではある
ものの、気楽ではある。だが、よくよく考えたら今までのお三方のお家に泊めてもらうようにお願いしてしまったのは、他でもない自分である。こんなことしていいのだろうか?野宿生活が身上の自分の生活態度がなまってしまうような気がしてもいた。そのせいで、という訳でもないと思うが、自分のHPで毎日更新している筈の「旅先日記」が溜まりに溜まっているしキャンプ場に付いたら、やる事が色々とある、ということで途中の「黄金崎不老不死温泉」明日入る事にした。夕方4時に7年前にも来た事のある「深浦町八森山キャンプ場」に到着。管理棟でお金を払い、テントサイトに向かう山道を登る。やがて、見覚えのあるテントサイトが見えてきた。松林の中のテントサイト。とくにあれから変わった様子は無い。強いて言えば、トイレが半水洗になった事位か・・・・・。バイクごとサイトに乗り入れ、屋根つきの炊事場横にテントを立て、夕食の用意もソコソコにPCに電源を入れ、メーラーを立ち上げ、自宅に無事到着の連絡メールを送った。そして、前回
のHPでやったように地図の書き換えをしようとしたら、ここで問題が発生した。
サムネイルで表示されている地図をウェブアートデザイナーで編集しようとしたら、サムネイルの小さなサイズそのままでしか編集できないのだ。これでは、詳しい走行軌跡や宿泊場所を書き込むことが出来ない。しかも、サムネイルからリンクされている元の画像をHPB内では編集する事が出来ないようになっている事がここに来て判明した。面倒なことになってしまった。色々と小細工を試みたがやはり駄目、これは根本的に画像のフォルダーを入れ替えなければならないようだ。と言う事で、今回は急遽地図表示を中止し、東~北日本までの大きな地図のみで自分の現在位置が分かる様に内容を変更しておいた。明日は、これまでの溜まった日記を一気に書き上げ、HPの編集もしたいし、天気も芳しくないとの予報が出ているので、移動はしないでここに留まる事にした。
日中、雨が降らなかったら昨日お預けになった「不老不死温泉」入り、食料の買出しをするつもりだ。