○八月一三日

意を決して移動、然別湖へ

曇り 午前七時

 何もしない休日があってもいい、でもそれが楽しかったか退屈だったたは大きな遠いがある。今回は後者に当たるパターンなのだろうと感じている。
 やはり、天気はいいに決まってるやんけ!!!
 R242を遠軽↓生田原町へと抜ける、天気は幾分回復してはいるか、相変わらず雲が多く雨具をしまっておく気にはなれない。ダッフルの上に固定しておいていつ使うときになっても出せるようにした。留辺薬町のco-opにて開店早々食料仕入れをする。R39を西へ大雪湖方面へ折れる。
 今日の移動距離は短いのでルート場に手頃な温泉があったらしつこく寄り道してやるつもりだったので、最初に温根湯温泉に行ってみた。しかし営業時間前だったのでパス。
次に当たった滝野湯温泉は、一般的なガイドブックでは殆ど紹介されないものの、行ってみると安・広・安(安く広く安らげる)の条件にはまっていて好印象だった。国道から入って直ぐの所にあるので、移動途中に寄るなら穴場と言えるだろう。

 大雪湖を上士幌方面へ国道は273となる。
 三国峠に向かう途中で大きな鹿の轢死体を見る。どう見ても大人の鹿である、跳ねた車も相当のダメージを受けているはずだ。もしも、相手がバイクだったらライダーも天に召されていたかもしれない。
 峠で寒さに震えながらも、何故か凍ったアイスクリームを食べる。バイクは一杯居たが去年ほどではない。道内一見晴らしが効く展望台もガスに囲まれて全く面白みがない早々に出発する。
 去年、TS50に秉っていたライデーを肋けた場所に差しかかる。
 一年たつのは本当に早い。まるであの出来事がI・ニカ月前にあったように思える。彼は今年も北海道に来ているのだろうか、内地に戻ったら連絡してみよう。
 然別湖北岸キャンプ場は時間も早いとあって空いている。さっさとテントをいい場所に張って去年も行った山田温泉へ。本日二度目の風呂と洒落込む。後は飯食ってゴロゴロするだけ。天候不順、湖上は霧の海で対岸の山さえも見えない。何もする気がしない、煙草を吸っては洗濯物の渇き具合を見たり、時々ラジオのチューニングを合わせたりするだけでその日は終わった。

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