○八月十一日
午前五時 晴れ
すぐ隣の町に移動するだけなのに、なんてこんなに早く目が覚めてしまったのだろうか。
体のリズムが完全にキャンプペースになっているようだ。 もっと、寝ていようかとも恵ったが、早めに次のキャンプ場にテントを立て(今日は日曜日で道内のキャンプ場はどこも混雑しているだろう)、昼寝をした方が楽と考え、非常にテンションが低かったが頑張ってテントを撤収する事にした。 一期一会の記念に写真と住所交換をと昨日のメンバーのテントをうろついたが、みなまだ夢の中のようだったので一人だけ早起きしていたチャリダーに軽く挨拶をし、後のメンバーに起きたらよろしくと言い残しキャンプ場を後にした。
早朝の美英町は薄曇りではあったが、側の波状丘陵が見られ、なかなかいい写真の材料にはなった。(晴れてて、もっと光量があれば写真映えしたのだが)
正午近くになって、旭川市街にて名物のラーメンでも、と探し廻ったが、あいにく日曜日の為殆どが休み(ラーメン屋が日曜日休むのか?)でそれはお預けとなってしまった。自分のような風体が気がね無く入れる店で営業していたのが唯一マクドだったので、適当なものを多数買い込み、市内にある「常磐公園」にて昼食までの繋ぎの朝食をとった。
出発は到ってのんびりとしたものだったが、今日のキャンプ場はあまりにも近く、午後二時ごろには『東神楽キャンプ場』に到着、場内は山のようにキャンパーがいたが、そんな時でも空いている場所を探し当てるのは慣れているので、少し外れの静かな林の中にテントを立てて、ラジオを聞いたりレポートを哺めたり、ゴロゴロしたりしてその日は終わった、今日はこれまで。