軽井沢シルバーストン
ペンションが2軒で三泊、温泉旅館が一泊とした。一軒目は軽井沢にある「シルバーストーン」というペンション。
ここのオーナーさんはかつてカワサキがWGPに参戦して勝ちまくっていた時のチーム監督をしていた方だ。電話口では少々ぶっきらぼうな応対に「おや?」と思ったが、実際にお会いしたら何処となく僕突なところはあるものの、夕食が終わって他人たちが皆部屋に戻ったのを見計らって、ワタクシメだけに全盛期時代のレース記録映像を見せてくれたのである。この時のオーナーさん、アルコールが入っていたせいもあるとは思うが、かなり饒舌だった。
チェックアウトする時には、玄関先でモノほんのGPレーサーに跨り、ワタクシメが尊敬するカワサキ党党首の清原明彦(キヨさん)のメットを持った所を写真に収めてくれた。このサービスはここでは固定客を増やす最高の手段に違いない、事実2年程前オフシーズンの時にワタクシメは再び、GPレーサーに跨らせてもらったのだから。
ここのオーナーさんはかつてカワサキがWGPに参戦して勝ちまくっていた時のチーム監督をしていた方だ。電話口では少々ぶっきらぼうな応対に「おや?」と思ったが、実際にお会いしたら何処となく僕突なところはあるものの、夕食が終わって他人たちが皆部屋に戻ったのを見計らって、ワタクシメだけに全盛期時代のレース記録映像を見せてくれたのである。この時のオーナーさん、アルコールが入っていたせいもあるとは思うが、かなり饒舌だった。
チェックアウトする時には、玄関先でモノほんのGPレーサーに跨り、ワタクシメが尊敬するカワサキ党党首の清原明彦(キヨさん)のメットを持った所を写真に収めてくれた。このサービスはここでは固定客を増やす最高の手段に違いない、事実2年程前オフシーズンの時にワタクシメは再び、GPレーサーに跨らせてもらったのだから。

牟礼村・飯綱高原
軽井沢から浅間山を過ぎ、当時はまだ有料だった草津道路・志賀草津道路を走った。宿には早く到着してしまったので大荷物だけ預かって貰い、近所を単車で散策した。
飯綱山を中心とした高原周辺の景観は、行った事は無いものの北海道を思わせるような、以外とスケールの大きい草原と牧場が広がるところであった。
中日の2日目は自分の足で(単車で)、日本海を見る事が目的のツーリングと決めていた。牟礼村からR18にて上越市に出た。そのままR8を西に折れた。右手には生まれて初めて見る日本海、寒寒しい様相だった。
糸魚川市からR148にて白馬方面に折れる。ダンプに前後を挟まれながらもどうにか白馬村までたどり着いた。そこからR406を出発地点の牟礼村に戻る。目も眩むような断崖絶壁にへばりつくように道が走り、コーナーの殆どがブラインド、そしてその先には二抱え程の大きさの落石が待ち構えている、舗装もあちこちはがれており危険極まりない、路肩は崩落寸前なのか細かいヒビが入り沈み込んでいる。
鬼無里村は、長野県の数ある集落の中で一番のお気に入りの場所である。国道の峠から望む鬼無里村はまさに「日本昔話」の世界そのままだった。
飯綱山を中心とした高原周辺の景観は、行った事は無いものの北海道を思わせるような、以外とスケールの大きい草原と牧場が広がるところであった。
中日の2日目は自分の足で(単車で)、日本海を見る事が目的のツーリングと決めていた。牟礼村からR18にて上越市に出た。そのままR8を西に折れた。右手には生まれて初めて見る日本海、寒寒しい様相だった。

糸魚川市からR148にて白馬方面に折れる。ダンプに前後を挟まれながらもどうにか白馬村までたどり着いた。そこからR406を出発地点の牟礼村に戻る。目も眩むような断崖絶壁にへばりつくように道が走り、コーナーの殆どがブラインド、そしてその先には二抱え程の大きさの落石が待ち構えている、舗装もあちこちはがれており危険極まりない、路肩は崩落寸前なのか細かいヒビが入り沈み込んでいる。
鬼無里村は、長野県の数ある集落の中で一番のお気に入りの場所である。国道の峠から望む鬼無里村はまさに「日本昔話」の世界そのままだった。
白骨温泉
最後の宿は、チョット豪勢に温泉旅館。犀川沿いにR148を南下、松本市からR158で上高地方面へ、上高地入り口から分かれ白骨温泉までの道は、またも急勾配と落石と超ヘアピンカーブの連続で我々を大いに悩ませた。
「乗鞍スカイライン」が本日のメインメニューだったのだが、残念な事にこの日も至る所で濃霧が発生し「乗鞍S/L」もご多分に漏れず見事に通行止めであった。それならばと、安房峠を走ったのだが、ここは最悪だった。当時はまだトンネル工事が始まって間もない頃で、おかげで峠はダンプと観光バスとマイカー族で溢れ返っており渋滞していた。単車に乗る皆さんなら分かるでしょうが、上り坂とかカーブの途中でのノロノロ運転がいかにしんどい物かお分かり頂けると思う。
ほうほうの体で平湯温泉に到着した時は、すでに夕刻となっておりワタクシメはそのまま元来た道を引き返すことにしたのである。初めて入る白濁した温泉は感動ものだった、浴場の中に漂う硫黄の匂いはいかにも温泉といった感じで、浸かっているだけでもご機嫌だった。
白骨温泉青年会による花火大会。2~3分の間隔を置いて一発ずつの打ち上げ花火が目の前で夜の山中に大輪の花を開かせ、一種恐怖の念をも呼び起こすほどの轟音が漆黒の乗鞍山系に響き渡る。雨続きの日々だったが、最後は感慨深い物があり、ワタクシメはすっかりツーリングのとりこになってしまった。
「乗鞍スカイライン」が本日のメインメニューだったのだが、残念な事にこの日も至る所で濃霧が発生し「乗鞍S/L」もご多分に漏れず見事に通行止めであった。それならばと、安房峠を走ったのだが、ここは最悪だった。当時はまだトンネル工事が始まって間もない頃で、おかげで峠はダンプと観光バスとマイカー族で溢れ返っており渋滞していた。単車に乗る皆さんなら分かるでしょうが、上り坂とかカーブの途中でのノロノロ運転がいかにしんどい物かお分かり頂けると思う。
ほうほうの体で平湯温泉に到着した時は、すでに夕刻となっておりワタクシメはそのまま元来た道を引き返すことにしたのである。初めて入る白濁した温泉は感動ものだった、浴場の中に漂う硫黄の匂いはいかにも温泉といった感じで、浸かっているだけでもご機嫌だった。
白骨温泉青年会による花火大会。2~3分の間隔を置いて一発ずつの打ち上げ花火が目の前で夜の山中に大輪の花を開かせ、一種恐怖の念をも呼び起こすほどの轟音が漆黒の乗鞍山系に響き渡る。雨続きの日々だったが、最後は感慨深い物があり、ワタクシメはすっかりツーリングのとりこになってしまった。