前回は、甘味料について2回にわたりお伝えしてきました。
なるべく避けたい甘味料、うまく取り入れてもいいかも?な甘味料などなど。甘味料と一口に言っても、その中身は全く違うということが分かりました。
今回は、食品添加物といえばこれも欠かせない!着色料についてです。
着色料と言えば…
あなたは、着色料についてどんなことを知っていますか?
これまた甘味料と同じで、発がん性がある?とかないとか…あまりいいイメージを持っていない、という方も多いかもしれませんね。
最近では、「合成着色料不使用!」なんてパッケージに書かれた商品を見かけることも。
着色料といえば、こんなイメージではありませんか?
いかにも海外チック!なブルーやピンク。
これらは、多くの場合「タール色素」を使ったものかと思います。
タール色素って?
タールと聞くと、「ニコチンなどと同じく"たばこ"に含まれる成分のタールのことでは!?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
タール色素というのは、主に石油から作られる着色料のことです。
以前はコールタール(石炭由来)を原料としていたので、タール色素という呼び名が残っているわけです。たばこに含まれているあの「タール」がそのまま入っている、なんてわけではありませんよ。
タール系色素は色が鮮やかで安価であるため、あらゆる食品に使用されてきました。
スーパーにも売ってある、いわゆる「食紅」。あれにも多くの場合でタール色素が使われていますが、耳かき一杯程度の量を入れただけでもびっくりするほど鮮やかな色に染まりますよね。
お菓子作りなどで使ったことのある方はよくご存じかと思います。
しかしながら、タール色素の一部は発がん性などを指摘されるようになり、使用禁止となってしまった…という経緯があるのです。
そんな歴史を経て、現在も使用することができるタール色素は以下の通りです。
分かりやすい例として、海外発のカラフルなチョコに使われているタール色素も記載してみましたよ。
現在使用されているタール色素
赤、青、黄色、緑、オレンジ。色とりどりのチョコに使われているのは、4種類のタール色素でした。
チョコは5色だけど、使われているタール色素は4種類??
と不思議に思う方もいるかもしれませんが、絵の具のように色素を混ぜることで、5種類の色を作り出しているのでしょうね。
どのくらい摂取したら危険なの?
このタール色素には、一日許容摂取量(ADI)が設定されているものもあります。
私たちが実際にどのくらいの着色料を摂取しているのか?という調査によれば、いずれの着色料も許容量を大きく下回る結果となっていたそうですから、過度に心配する必要はないかと思います。
とは言え、許容量が定められている以上は注意が必要。
たまに食べるようなものなら話は別ですが、毎日のように食べているものに使われていた場合は、頻度を考え直すのもアリかもしれません。
【参考文献・URL】
厚生労働省. "平成 28 年度マーケットバスケット方式による 保存料及び着色料の摂取量調査の結果について".
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000188990.pdf
酸化チタン?
さて、さっき見たチョコレートの着色料ですが…
タール色素の前に、「酸化チタン」という見慣れない名前に気づきましたか?
これは何なのでしょうか?
酸化チタンとは、その名の通りチタンという金属に酸素がくっついたもので、白色の着色料として使われています。このチョコの場合には、チョコの表面の白いコーティングに使われているのではないでしょうか。
酸化チタンは、食品の着色料として使われる以外にも、
- 塗料
- 印刷インキ
- 化粧品(日焼け止めなど)
- 製紙
- 歯科材料
- 光触媒
などの幅広い用途があります。
日焼け止めクリームなどをお持ちの方がいらっしゃったら、裏面の成分をよ~く見てみてくださいね。
ずらっと並んだカタカナの中に、「酸化チタン」を見つけることができると思います。
紫外線を反射する効果があるため、多くの日焼け止めクリームで使用されているのです。
ペンキから日焼け止め、食品の着色料まで…幅広い用途で使われている酸化チタン。
なんと、2020年には「発がん性の疑いを排除できない」として、フランスで二酸化チタンを禁止することになっているんだそうです。
国によっては禁止される添加物。積極的には摂取しない方がいいのかもしれません。
【参考文献・URL】
日本貿易振興機構. "食品添加物の二酸化チタン(TiO2/E171)を2020年から禁止".
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/04/e76813f0a19fd209.html
もちろん、たまの息抜きに食べるお菓子にこれらの着色料が入っていたからといって、すぐに許容量を超えるような摂取にはつながらないでしょう。
神経質になりすぎるのも考えものですが、今回ご紹介したような着色料の入った食品はなるべく避けるのが望ましいかもしれませんね。
さて、着色料のお話はまだまだ続きます。
次回も是非ご覧くださいね。
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