復旧阻む「汚染水」=タービン建屋とトンネルに-排水に時間も・福島第1原発
復旧阻む「汚染水」=タービン建屋とトンネルに-排水に時間も・福島第1原発・・時事通信
深刻な状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、東京電力は30日も、1~3号機のタービン建屋地下と、同建屋から海に伸びる配管トンネルにある放射性物質を含む「汚染水」の排出を中心に作業を進めた。
原子炉の冷却機能復旧には建屋地下での作業が不可欠。ただ水の回収準備に手間がかかるなど、作業は難航している。
原子炉に隣接するタービン建屋。地下には「残留熱除去系」といった、原子炉本来の効率的な冷却機能復旧に重要な配電盤や電源ケーブルが存在。
ただ3号機の建屋地下で24日、高レベルの放射能を含む水に触れた作業員3人が被ばく、入院して以来、地下での作業は止まった状態だ。
東電は1号機で、蒸気を水に戻す復水器に汚染水を移す作業を24日から進めたが、顕著な効果はないという。
一方で、2、3号機はこの復水器が満水状態な上、復水器の水を移す「復水貯蔵タンク」も満水。そのため、同タンクの水を、圧力抑制室の水を抜くためのタンクに移す「玉突き作業」(東電幹部)に着手。
しかし、1~3号機のすべてで「終了のめどが立たない」(同)状態だ。
もう一つの問題が配管トンネルの水だ。
2、3号機では、タービン建屋の地下とトンネル間で水が行き来する可能性がある。
2号機では、地下の水とトンネルの水の両方で毎時1000ミリシーベルト以上の強い放射線が出た。
東電は、水が地上まで10センチに迫った1号機では立て坑開口部に土のうなどを積む一方、2、3号機でも流出防止策などを検討している。
冷却機能が復旧しない中、東電は1~3号機で、炉冷却用の真水注入を電動ポンプに切り替えた。
安定供給になる一方、今まで注入された水が放射性物質を含み、タービン建屋に漏れた可能性もある。
経済産業省原子力安全・保安院の幹部は「とにかく炉を冷やすことが最優先。
やむを得ない副作用だと思う」と苦しい状況を説明する。
深刻な状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、東京電力は30日も、1~3号機のタービン建屋地下と、同建屋から海に伸びる配管トンネルにある放射性物質を含む「汚染水」の排出を中心に作業を進めた。
原子炉の冷却機能復旧には建屋地下での作業が不可欠。ただ水の回収準備に手間がかかるなど、作業は難航している。
原子炉に隣接するタービン建屋。地下には「残留熱除去系」といった、原子炉本来の効率的な冷却機能復旧に重要な配電盤や電源ケーブルが存在。
ただ3号機の建屋地下で24日、高レベルの放射能を含む水に触れた作業員3人が被ばく、入院して以来、地下での作業は止まった状態だ。
東電は1号機で、蒸気を水に戻す復水器に汚染水を移す作業を24日から進めたが、顕著な効果はないという。
一方で、2、3号機はこの復水器が満水状態な上、復水器の水を移す「復水貯蔵タンク」も満水。そのため、同タンクの水を、圧力抑制室の水を抜くためのタンクに移す「玉突き作業」(東電幹部)に着手。
しかし、1~3号機のすべてで「終了のめどが立たない」(同)状態だ。
もう一つの問題が配管トンネルの水だ。
2、3号機では、タービン建屋の地下とトンネル間で水が行き来する可能性がある。
2号機では、地下の水とトンネルの水の両方で毎時1000ミリシーベルト以上の強い放射線が出た。
東電は、水が地上まで10センチに迫った1号機では立て坑開口部に土のうなどを積む一方、2、3号機でも流出防止策などを検討している。
冷却機能が復旧しない中、東電は1~3号機で、炉冷却用の真水注入を電動ポンプに切り替えた。
安定供給になる一方、今まで注入された水が放射性物質を含み、タービン建屋に漏れた可能性もある。
経済産業省原子力安全・保安院の幹部は「とにかく炉を冷やすことが最優先。
やむを得ない副作用だと思う」と苦しい状況を説明する。