2018年の11月。早朝から常磐線"下り"列車に乗る野郎が一匹。今日の目的地は…
高尾山。
…真逆の方向に進んでいるけれど、ちゃんと理由はあるわけで。
何はともあれ茨城の県庁所在地、水戸に到着。ここで朝ごはんを購入して乗る列車を待つ…

来た!

今回の目的は、この651系に乗ること。
常磐線に馴染みのある私にとって651系は「特別」な列車。真っ白な車体、大きなLEDの表示器、130km/hで走る姿…何もかもが「特別」に幼い私の瞳には映っていた。いつかスーパーひたちに乗って仙台まで行くんだ!と思っていた。…けれど、その夢は叶えられなくなってしまって。
だから!もう一個抱えていた夢を、彼がいなくなる前に叶えるべく行動に移した次第。
[仙台方面]の文字がなんだか寂しそうな車内の案内シール。
デッキの車内案内表示にも[スーパーひたち][仙台]の文字が。
まるでついさっきまでその通り走っていたかのよう。
実際は2013年に常磐線特急からは引退、スーパーひたちの名前も2015年になくなっちゃったけれど。
ここで朝ごはん。
朝ごはん…?
このパンは水戸駅で買ったメロンパン。
その名も…「究極のメロンパン」!
生地にメロン果汁が練り込まれていて、中にはメロンクリームがぎっしりな一品。
普段は友部SAで食べているんだけれど、水戸駅構内のアンテナショップ(?)でも取り扱っていたので確保。
朝から幸せ…。だって、
座席が快適だから!!
651系の素敵ポイントは沢山あるけど、座席がどっしりとしていて快適なとこをまずは挙げたい。水戸から高尾までは大体3時間かかるけれども、お尻が全く疲れない!快適な座席に座って、大好物のメロンパンで優雅な朝食…間違いなくこの時私は世界一の幸せ者だった。優勝。
あと個人的素敵ポイントはこれ。
読書灯。
最近の特急じゃあまり見ない…気がする設備だけれど、流石スーパーひたち。すごいヤツ。夜に乗って点けるとちょっぴりムーディーで素敵。好き。

ちなみに、この列車は取手や柏にも止まるから、別に早起きして水戸まで行く必要は全くなかったりする。
でも…鉄ヲタって少しでも長い間列車に乗っていたいんですよ…
ただそれだけの理由で水戸まで行く。それが鉄ヲタの習性。
ここで乗った列車の簡単な概要をば。

この時乗ったのは「ぶらり高尾散策号」。
常磐線の日立駅から途中の新松戸付近で武蔵野線に入り、国分寺近くで中央線に抜けて高尾まで走る結構ロングランな列車。今年はE653系が担当したみたい。特急型の車両が使われるのに快速列車だから指定席料金が520円でいいだなんてなんてお得!
車窓をボーッと眺めるなどしてのんびり過ごしていたらオレンジ色の電車の住処、豊田まで来ていた。
豊田と言ったら…
201系!一両だけ車両基地で保管されているけれど、てっぱくに行くのかはよくわからん。最近中央線方面全く行ってないからまた会いたいなぁ。
ちなみにこの子の背後がまさかの➈こと209系だったけれど、撮り損ねてしまった…。いつかリベンジせねばとこの時誓ったのであった。
やがて列車は終点の高尾駅に到着。

高尾駅の看板と651系…!貴重なものを見せてもらいました!
しっかしイケメンである。真っ白な車体とシャープなラインから成るお顔は、さながら白タキシードを纏う紳士…!(そのまんま)30年以上前のデザインとは思えない、現代にも通用するカッコよさ。彼がデビューした当時は赤とクリームの特急ばっかだったはずだから、きっと私が感じた以上に鮮烈に映ったに違いない。個人的651系の1番の素敵ポイントは顔。惚れ惚れしてしまう〜…。
今日のこの後の行程は、復路のぶらり高尾散策号に乗って帰るから、時間はたっぷりある。せっかく紅葉シーズンの高尾に来たからには…いっちょ行ったれ高尾山!