高校時代の友人から電話があった

 

共通の友人が数ヶ月前に肺癌で亡くなっていたという内容

 

電話をくれた友人は数年、亡くなった友人とはもう十数年は連絡をしていない

 

長年連絡を取り合わない相手とはこの先話す機会もないだろう、死んだも同義だな、と思っていた

 

だがそう思うのと、実際の死を知る事は全然違うんだね

 

なんだかんだどこかで元気にやってるんだろうなぁ、って思っていたんだなぁ

 

 

 

彼には奥さんと子供が2人居るらしい

 

その子らに高校時代のお父さんの写真を見せたいから持ってないか?と聞かれた

 

去年たまたま持ってるアナログ写真を全てデジタル化したので、順番に整理したまま片づけていた

 

スキャンしていた時も懐かしく感じたが、改めて彼の写真を選りながら見ていくと殊更懐かしく、そして色あせて見えた

 

 

 

友人の訃報はこれが初めてという訳でもないんだけど、まだ若く家庭もある彼が亡くなったのに自分みたいな人間は元気に・・・

とか考えてもしょうがない事を一度は考えてしまうよね

 

どうせたらればを考えるならみんな元気にやってる事を考えれば良いのにね

 

 

 

電話をくれた友人とは実は喧嘩気味で疎遠になってたんだけど

 

こういう連絡をくれた事には感謝します

 

ありがとう