父が亡くなり、家の中を整理していた頃、家の図面が見つかった。

同時に私は、友人の占い師が、ブログに鬼門と裏鬼門について、恐ろしい話をアップしていたのを思い出した。

鬼門(北東)に風呂場を作ると災う。

ピッタリ北東に風呂場があった。
母は15年前そこで水死した。
父は玄関先で、2度転倒、背骨骨折のまま、突然ステージ4の胃癌と宣告され亡くなった。

次は私であることに気がついたので、
遅いかな?と思いながら
回避に全力を尽くした。

風呂場を清めた
裏鬼門のベランダがボロボロになっていたので、大工を呼びリホームした。

四国からヒイラギを取り寄せた。
これだけでは魔除けとして弱い
文献には「猿の置物」とある
災いが去る

そこで15万人都市の帯広へ出かけた
軒並みホームセンター、園芸店、瀬戸物屋を回ったが、無い。
当たり前のようにない。

万策尽きたかと思った、その夜

押入れの中にあった段ボールから
なぜか!それは出てきた。

この世に奇跡があるなら、これは
間違いなく奇跡だ

黄金の猿と白い猿の置物が出てきた

私は、両親の遺影の前にひれ伏して
感謝した。
彼らは、死してなお、出来そこないの息子のために、猿の置物を、あの世から「贈って」くれたのだ。

私は無事に生きている