この暑い中、各家庭を飛び込みで営業するのは、過酷な仕事だ。
ヤクルトレディは、わたしの話を聞きたがった
なぜ、家にずっといるのか?
働いていないのか?
わたしは答えた「作家なので、ここが仕事場なのです」
すぐに、言いわけするように
「時々、占い師になります」と言っておいた。
すると「観てもらいたい」と言われた。
特別、悩みや、トラブルがあるわけではないが、観てもらったことがない、一度やってみたかった。
両手の平を向けてもらった。
神秘十字線がくっきり浮かんでいる。先祖の守り固く、霊感の持ち主に、多くみられる。
わたしにもある。
どうりで、占い師に縁するわけだ。
運命線が力強く、70代のラインを越えて伸びている。たくましく生きる。
わたしの専門は西洋占星術なので、これ以上はわからない。生年月日と出生時間を今度、教えてもらうことにした。