イエスは処刑されたが
逃げようと思えば
いくらでも、逃げられた

処刑の決裁権を持つピラトは
何度もイエスに「出て行けるぞ」
と促すが、イエスは答えない。

死ななければ、ならないからだ

彼は、生前あらゆる場所で
あらゆる人々に、こう説いていた

我々は死んでからも
生きることができる

また

アブラハムが生まれる前から
「わたしはある」

また使徒信条には
わたしたちは、永遠の生命を信じる
と書いてある

つまり、キリストとは輪廻転生を
この世で最初に公言し、唱えた存在だ

信じない者がいるため
彼は、自分で証明する必要があった
自分で死んで、自分で蘇る

十字架にかけられた釘の跡を見せるために、彼は手のひらを、弟子たちに見せた