
北海道の地方都市で、長きに渡り、社会福祉法人の重責を担って来られた女性のホロスコープ。
8室に5つの星が集まり、人望の高さを仰ぐ。MCが木星であり、社会福祉の第1線での活躍がきちんと星に出ている。
彼女は「もう辞めたい」と言ってきた。昨年定年退職を迎えて、ほっとしているところへ、また仕事のオファーが来た、どうすればいい?
観てください。
彼女は、今まで我慢してきた。
女性として、社会人として、福祉に生きる人として。
その職責は、誰もが認めるハイレベルなものだが、彼女は不本意、というより、たぶん、どうでもよかった。
なぜなら、彼女は本来、森を駆けめぐる狩人の魂を持っているからだ。
この世では、約束があり、障碍を持つ人々の介助をしなければならなかった。また、家を失った人の棲家を、探してあげなければならなかった。
そうして、彼女は地元社会の重責を担う立場を継承しなければならなかった。よく働き、よく耐え忍び、みんなに笑顔を向けなければならなかった。
「疲れた」と彼女は言う。
ACは射手座♐にある。
月があり、土星がある。この2つの星は、8室の星たちと、まったく調和していない。独立している。
8室は拘束された星たちだ。
多くの人、多くの職責、いつも見られている。
土星は、それが限りある社会であることを示し、月はそこから、解き放たれる事を暗示している。
わたしは、お疲れ様でした、もう頑張らなくていい。と伝えてあげたい。