母ちゃんはなんてやさしいんだ | とりあえずmaypenray:タイ移住計画

母ちゃんはなんてやさしいんだ

僕んちは母子家庭で、しかも母親とは折り合わず、5年前に僕が家を出てったという経歴がある。よくもまあ、こんなに似ても似つかないガキを生んだもんだと思う。顔つきも全く違うし、マイペース、片付け下手、スポーツ得意、精神世界、芸術重視、無駄な努力嫌い、といったところは全く母親からは頂いてない性格。
僕から見れば、センスの鈍感さや、公平無私、世間体重視の姿勢がどうしても受け入れられなかった。向こうとしては、その逆だろう。全てを捨ててタイに行くのなんか、狂気の沙汰だろう。お互いに大事なものが違うから、何をそんな無駄なことを、、と感じる。母親は坊主にでもなりなさいよ、という。彼女にとっては、僧侶は異世界の人、且つ職業として世間一般に認められる最低ラインなのだろう。

そして母親は、甘い。一人暮らしを始めるまでは、厳しい親であったと思うが、途端に甘くなったと、僕でも思う。
先日は、引越しにあたって、先延ばしにして実家に置いてきた荷物を、邪魔だからといって、12箱元払いで送ってきた。開けると、雑ながらも、要領よく梱包してある機材、密かにほつれを直してある衣類、放り込まれた「道場六三郎のみつばたまごスープ」。なんだか開梱しながら涙がでそうになった。

うちの母ちゃんは世界一優しい。この素朴な優しさはどこから出るんだろう。家族への、無条件の優しさは、きっと愛と呼んでいいものだろう。