PARCO劇場
9月18日(日) 13:00~
9月18日(日) 18:00~
9月19日(月) 13:00~
上演時間 約2時間20分(休憩なし)
杏ちゃん主演舞台「新・幕末純情伝」,まずは3回観劇。
つかさんの作品を見るのはこれが初めて。
戯曲も読んで予習していったつもりだったけれど,なんせ私に新撰組とかそのあたりの知識がなさすぎる。。。
正直,1回目観たときは,ストーリーを追い切れませんでした。。。
杏ちゃんをはじめとするキャスト陣のエネルギーは十分に伝わってきましたが。。。
でも,2回目以降はストーリーもわかってきて,ほんと,よくできた話だなぁと。
それに,やっぱり舞台っていいなぁと,自由で。
これ,映像でやろうと思っても無理なんだろうな,台詞とか,曲とか,そんなのも含めて。
さて,感想というか,そんなものを思いついたままに。
ネタバレもあると思うので,これから舞台を観る方は,ここから先はご注意を。
最後は泣けるって感想も多いようです。
もちろん,総司と龍馬を中心に観ていくと,特に今回は若い二人だし,演出の杉田さんが言っていたように,ロミオとジュリエットのような幕末純情伝になっていて,最後は涙なしには観れないというところでしょう。
でも,あの二人だけに感情移入はできなかったですね。
最後は情けない台詞を言ってた土方も,総司にひどいこと言った新撰組のみんなも,桂も勝も,それぞれに愛おしいと思えるし,すべての人に共感できるし。
幕末を生きた素晴らしい人間の物語ですね。
で,後半は結構重いお話なんだけれど,前半の,特にキャストの紹介にあたるシーンなんかは笑いありの面白いシーンですね。
最初に舞台は自由って書いたけれど,こんなことができるんですからね。
最初の沖田総司の登場シーン,後で知ったんですが,曲は東京事変なんですね。
当然,杏ちゃんの選曲なんでしょう。
杏ちゃん,楽しそうに歌いながら登場してきたし。
杏ちゃんのAKBのシーン。AKBはよく知らないけれど,杏ちゃんの方が上手に魅力的に踊っていたような気がするけれど,ま,ファンのひいき目なのでしょうね。
ここで,AKBじゃなくて,浅田朝子!だと,ファンとしてはもっと良かったような気がするけれど,マニアックすぎますね。
新撰組の紹介シーンでは,何パターン化のアドリブのような演技が。
杏ちゃんのヘアメイクさんネタとか,サリバンネタとか。
龍馬の台詞,
「女は国のために働く男に惚れなきゃいかんのです。」
このあたりの台詞は,私としてはすごく共感できたんですが,やはり男性目線の台詞だなぁと思うのですが,杏ちゃんはどう思いながら演じていたのかなぁ。
その辺聞いてみたいなぁ。。。
今回は,大音量で音楽が流れるシーンもあるからなのか,舞台の両袖にマイクが置いてあって,キャストの声を拾っていました。
杏ちゃんの声はちゃんと届いているのですが,スピーカーからも聞こえてきて,特に最初の方はちょっと違和感があったなぁ。
舞台なんだから完全に生の声がよかったなぁ。
なんとかならなかったのかな。
通路を使う演出もあり。
19日の席は中央の通路のすぐ後ろの席(H列)だったので,杏ちゃん私の目の前を通ってくれて,ちょっとドキドキでした。
パンフレット。
前ページ白黒なのはちょっと残念でしたが,内容はよかった。
男性陣の対談で杏ちゃんのことべた褒めしてた。
私は杏ちゃん以外の沖田総司は観ていないので比較のしようがないのですが,観た人や演じた人が杏ちゃんが最強と言うのですからそうなのでしょね。
ファンとしてはうれしい限りです。
映像化。
どなんだろう。今のところカメラが入ったという噂はないし。
劇中であれだけ曲を使っていたら無理だろうな。
曲って,映像で使うとなったら,舞台で使うのに比べてかなり高額の著作権料がいるらしいし。。。
でも,映像化してほしいな。
さて,まだあと3日観ます。
今後どう進化するか,楽しみです。
最後に,舞台とは関係ないけれど,19日の観劇の前にPARCOで食べたベトナム料理。
ラーメンみたいなのが,フォーという食べ物です。
ベトナム料理は初めてだったけれど,おいしかったです。