今朝の朝日新聞の別刷のGLOBEで音の特集をしていた。
その中で,プロが「良い音とは何か」をめぐって議論しているという記事がありました。
「プロは正しい音が何かを知っているので,それを追求すべき」
「でも,一般の人はMP3のようなひどい圧縮音を安いイヤホンで聴いている」
プロの会議でそんな議論が交わされていた。
プロには携帯プレーヤー用の圧縮音は悪い音に聞こえるが,一般の人はその違いがわからない。
デジタル技術で音の楽しみ方が多様化したので,プロとアマのギャップが広がったのかも。
そんなふうな記事でした。
そういえば,自分らの世代だったら,知り合いの中にオーディオマニアは何人かいて,アンプはこれがいいとか,スピーカーはこのメーカーがいいとか,音を追求していたなぁ。
中には,アンプはやっぱり真空管だとかで,何十万もするアンプを持っている人もいたぞ。
(聴かせてもらったが,私の耳には違いはわからなかった。。。)
自分はそんなに音には詳しくないけど,学生の頃なんかは,高価なオーディオを持っている友人を羨ましく思っていたものだ。
今の若い人たちは,もしかして,生まれた時から音楽は圧縮されたMP3で,そんなもんだと思っているのかな?
音の楽しみが多様化したといえば聞こえはいいが,本来のいい音を知らないままで,「悪い音」をそんなもんだと聴き続けているとしたら,どうだろう。
いまどきCDを買うより,ネットからダウンロードする方が安いのだけど,その値段の差は,流通コストとかもあるだろうが,音の差もあると思う。
そういえば,CDでは20000Hzまでしか再生できないようなので,数年前にスーパーCDとかDVDオーディオとかいった規格ができたようだが,そんなに普及しているとも思えないな。
だけど,その差を聞き分けろと言われても。。。。
その辺だろね。
聞き分ける耳が欲しいとは思いますね。
同じことが,写真にも言えると思う。
今の若い人は,写真といえば携帯で撮るもので,それを携帯の小さい画面で見ている。
確かに,写真の楽しみが多様化したとは思うが,そんなもんだで満足してしまっているとしたら。。。
いまどきは記念写真を撮るといっても,それぞれが携帯を出して代わる代わるに撮ってて,一つのカメラでじっくりと撮って後で焼き増すといったことはないようだ。
大切な記念写真なら,携帯の写真よりは,もう少しちゃんとしたカメラでとか思うことすらないのかも。
もちろん,携帯のカメラもかなり進化しているが,やはり小型化が優先されているので,携帯の写真と,デジ一(入門クラスでも十分)の写真を比べると,その差は歴然だと思うのだが,そう思わない人も多いのかな。
音楽にしろ,写真にしろ,楽しみ方が多様化しているのはいいことだと思います。
私も手軽に使える携帯の写真も好きです。
でも,音楽本来の,写真本来の,良いもの・正しいものを知った上で,そして,見分け・聞き分けられるようになった上で,使い分けるようにしたいですね。