奇跡の人といえば,サリバン先生とヘレンの格闘シーンがよく話題に登ります。
今回の舞台でも,公開稽古やゲネプロの記事で,スポーツ新聞なんかでは「杏が充希にブレーンバスター」などの見出しが躍っています。
(公式ブログにはバックドロップとありましたが,あれはどう見てもバックドロップではありません。。。)
この舞台の見どころの一つではあるし,稽古でもいろんなアザができると言っていたので,いったいどんなシーンなんだろうかと期待して観ました。
2人の壮絶な取っ組み合いを想像していたのですが,実際に観てみると,ものすごく緻密に計算された演技であると感じました。
初めのうちの稽古ではアザもできるかもしれないけれど,きちんと演じていれば決してアザなどできない動きです。
むしろ,最初に充希ちゃんが,目が見えないことを示すために,ドアにぶつかったり階段から落ちたりするシーンの方がアザを作りそうに思いました。
アクション指導は「髑髏城の七人」などで殺陣の指導をしている川原正嗣さん。
パンフレットに川原正嗣さんの文も載っており,それを読んで納得です。
単なる取っ組み合いのシーンではなく,一つ一つの動きが美しく,芸術的です。
奇跡の人の格闘シーンに殺陣の動きを取り入れようと考えた演出の鈴木さん,それを具体化した川原さんも凄いですが,そのシーンを実際に舞台の上で演じている杏ちゃんや充希ちゃんの身体能力の高さや演技力は素晴らしいですね。
見どころ満載のこの舞台,早くまた観たいです。
このあいだブログに載せてた「奇跡の水」の劇場でのディスプレイ。
充希ちゃんにふき出しを作って「ウォ~タ~」とまでは。。。。
ちょっとどうかなと思ったりもしますが,私はこのノリは好きです。