以前読んだ久石譲さんの本で他人の印象を「サンドイッチ」に置き換えている話があった。

初対面でまず思う印象。
例えば「清潔そう」とか「変人」、「真面目そう」「怖い」といった印象がある。
そしてその人と関わってくると違う一面が見えて来る。

だけど最後には一周して初対面の印象に戻るというものだ。
それをサンドイッチの層に例えて久石譲さんが説明していた。

僕なんか若造が言うのもあれだが、とても納得できる。
初対面というのは案外当たっている事が多い。
それはプラスの要素やマイナスの要素とも関係ない。

例えば初対面で無愛想な人だとする。
その人は悪気があって無愛想なわけではないかもしれない。
ただ単に人見知りか、その時気分が優れないだけかもしれない。

でもその人の持つ「なにか」は感じている。
その「なにか」は一周廻って「その人」なんだと思う。

何が言いたいかよくわからないが、初対面の印象は操作するものではないと考える。
どうせバレるし、ありのままの自分でええじゃないか。