こんにちは
taunino です
今日は、ジンバブエの日刊紙
The Heraldから
IMF ready to work with Zimbabwe
という記事をピックアップします
ジンバブエは、前政権時から
さまざまな理由によって
西側諸国による制裁の一環として
IMFや世銀など国際的な金融セクター
から融資が受けられませんでした
結果として債務超過に陥り
経済発展の足枷にもなっていましたが
IMFの専務理事
クリスタリナ・ゲオルギエバ氏が
ジンバブエとの会合を終え
IMFは、ジンバブエの
マクロ経済の安定化と
国際社会との関係再構築に
向けて協力する準備ができている
とXで発言
ジンバブエの債務状況が
改善する見通しがでてきました
ジンバブエは、国際社会から
経済的な協力を得るために
2022年から通算5回に渡り
債務解消ハイレベル会合を
開催してきました
メンバーは、
アフリカ開発銀行(AfDB)総裁
元モザンビーク大統領
ハイレベル関係者や大臣です
会合では、以下の改革を進める
ことが議論されました
1. 経済改革
為替改革、国営企業改革
ジンバブエ中央銀行の準財政運営など
2. ガバナンス改革
言論の自由、人権擁護
憲法に沿った法の執行
公正な選挙の執行など
3. 土地保有改革
白人元農家への補償金の支払いなど
また、IMF支援プログラムが
実施できない場合に
IMF Staff Monitored Programme
というIMFスタッフが定期的に
改善状況を監視するプログラムが
実施されるのですが
ジンバブエはこのIMF SMP
において前進がみられるとの
評価を受けてきました
債務解消に向けた支援は
IMFだけでなく
AfDBグループ、欧州投資銀行
Paris Clubなどからも
拠出されるようです
*本日の記事
https://www.herald.co.zw/imf-ready-to-work-with-zimbabwe/