こんにちはニコニコ

taunino です

 

イーロン・マスク氏率いる

米宇宙企業スペースX社の

衛星通信サービス「スターリンク」

 

能登半島地震で

基地局の復旧が困難な中

一部の地域でスターリンクが

提供されたことで

印象に残っている方も

いらっしゃるかもしれません

 

ジンバブエでは、ここ数週間

スターリンクのサービスを

国内で使用するか否かについて

論争が続いています

 

もともとは

スターリンク側がジンバブエで

インターネットサービスの提供に

関心を示したものの

政府当局(Potraz)が

壁になっていると伝えたことが

発端のようです

 

ちなみに Potrazとは

Postal and Telecommunications Regulatory Authority

of Zimbabweの略で 通信事業を統括する

政府機関です

 

Potrazの調査によると

ジンバブエの携帯普及率は97.5%で

アフリカ諸国の中でも

トップクラスに入っています

 

この論争が盛り上がっている背景には

ここ数ヶ月間 ジンバブエでは

インターネットが繋がりにくい

状況が続いていることや

通信費が上がり続けていること

が影響していると考えられています

 

スターリンク派は

人工衛星による通信は

インフラを整備する必要がないので

その分 安く 安定した通信が

利用できることに期待を寄せます

 

一方のPotrazサイドは

スターリンクの通信事業への

参入に対して否定的なコメントは

出しているわけではありません

 

インターネット事業を始めるには

ライセンスの取得が

法律で定められていますが

スターリンクからは

申請が出されていないので

当局が壁になっている根拠はない

と主張しています

 

論争が繰り広げられる紙面では

スターリンクが通信事業に参入すると

通信環境は改善されますが

 

政府は

 

✔︎既存の通信事業社にとって

 脅威になる

✔︎スターリンクの一人勝ちに

 なれば税収が減る

✔︎データセキュリティ上

 問題が生じる

 

ので スターリンクの参入に

積極的ではないといった

憶測や懸念が論じられています

 

この論争の今後の展開が

気になるところですが

 

結論がどうなったとしても

一日でも早く 

通信環境が安定することを

願うばかりです🙏

 

今日取り上げた記事はこちらです↓

 

*ジンバブエの携帯普及率の記載がある記事