娘がやっぱり受験すると決めた理由は2つあった。

1つは地元の公立中には行きたくない。

もうひとつは、高校受験はしたくない。


私は、メンタルが戻れば大丈夫。

普通の時間にごはんを食べてお風呂に入って寝る。

人間らしい、子どもらしい生活リズムなだけで娘は変わる。


合格できると信じていた。


ただ焦りもあった。休んでいた分、ライバルたちは日々塾に通い続けている。


ここで火がついたのは主人だった。

塾なしで中学受験を成功した人たちのブログなどを読み漁り、研究。

サピックスのテキストは使わず、

そこから選んだテキストを購入し、

第一志望の過去問を徹底的に分析し始めた。


そして、娘が苦手な単元と出題傾向から割り出した出題されるであろう問題をとことんやり始めた。


家庭学習の良いところは、集団ではないので、苦手単元に集中でき、無駄なことは省ける。

そして、移動時間もクラス昇降もない。


無駄というのは、

志望校に出題されない問題をやらなければいけない。

集団だと同じ問題を解かないといけない。

特にサピックスは最難関校向けなので、オーバースペックになりがち。

作図が出る学校を受けないのに、何時間も作図に時間を取られるのは明らかに無駄だ。


1日のスケジュールを作り、ちょっと疲れたと言えば休憩し、ゲームもOK!

21時に寝る。


まだまだ回復時な娘だけど、

この学校に入りたいというより、

受験を終わらせたい、高校受験したくない気持ちの方が強かった気がする。


なんでも最後まで取り組んでた娘。

中学受験を中途半端に終わらせたくなかった思いもあったかもしれない。