ほむほむ先生こと、小児アレルギー科医である堀向先生の本を1冊読み終えたので、レビューを書きたいと思います。

 

タイトルは「マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア」です。

 

 

現状、たーちんがアトピーというわけではありませんが、先日に投稿した記事にも記載しましたが、

首・脇・股などしわのある部分が赤みを帯びている状況です。

その改善と将来的なアトピーならびに食物アレルギーの予防に少しでもなればと思い読みました。

 

基本的にはアトピーに関する本という立ち位置をとっていますが、

そもそもの皮膚の仕組みと炎症を起こすことによる問題点からスタートしています。

そして、その対応方法として

 ・保湿を軸としたスキンケア

 ・ステロイドを代表とする薬物療法

 ・家庭における悪化要因の対策

について、丁寧な説明があります。

また、アトピーや皮膚の炎症が食物アレルギーに関連していること(逆に言うと、離乳食が食物アレルギーの原因ではなさそうなこと)についての説明もあります。

他にも、着るものの素材や加湿器などが本当に必要であるかどうかなど、時々耳にするような事についても、現状分かっているデータを元に説明があり、よく言われていることが常に正しいわけではないという事が説明されています。

 

こうして文字で整理をすると小難しそうな内容の様にも見えますが、漫画家の青鹿先生との共書にすることで、非常に読みやすく分かりやすく書かれています。

エビデンスの部分については、文章で書かれているため読むのが辛い部分もありましたが、エビデンスまで求めなければ読む必要がない部分でもあるかと思います。

 

当然、この本さえ読めば医者いらずという物ではないですが、日常の皮膚のケアやアトピーの予防という点において参考になる本だと思います。

 

 

と、レビューを書いている最中に、ほむほむ先生の次作である「ほむほむ先生の小児アレルギー教室」を発送したとアマゾンから連絡が入りました。

当初は3/25着となっていましたが、3/23着になりそうです。

この本も読んで理解できたら、レビューを書きたいと思います。