今回のテーマは
若さは武器なのか
です。
先に断っておきますが「若い女子が魅力的!!」とかそんな品のないお話ではございません笑
30代に入り、ふと思うんです。
一体、何歳までが若いのか
何故こんなことを思うかと言うと…
若さのおかげで実力以上の評価を受けている。いつか「若さ補正」は消え去ってしまう。
と危惧しているからです。
例えば、職場において「あいつは頑張ってるな」という評価を受けるとします。
仕事で役に立ちたくて、自分を磨きたくて、日々一生懸命頑張っています。そこで上司に評価を受けます。しかしそれは 「"若いのに"頑張っている」という評価なわけです。
「若い」という補正が入った上での評価なわけで、真の評価では無いのです。
真の評価を受けるのはこの"若いのに"が外れた時です。
それが外れるまでの間に本当の力を付けなければなりません。
今が評価されてるからと言って、ガムシャラにただ頑張っているだけでは何も得られず、「若さ」が外れてしまった時に手元に何も残らなくなります。
じゃあ若いうちに何をするべきなのか。
それは私も分かりません笑
ただ、力技だけで仕事を頑張るというのは良くないんだろうなとは思っています。
若さ補正のある、数年の間に何とか頑張っていきましょう。
さて、別の目線で若さについて見てみます。
若いとオジサンたちに可愛がってもらえますし、気にかけてもらえます。
例えば、ご飯をご馳走になったり、積極的に声をかけてもらったり……と。
自身が積極的に動かなくてもオジサン達から声がかかります。
しかし、入社して10年、20年も経てば、それも減ってきます。
そしてそのオジサンたちは新たな若い子に声をかけ始めます。
そこでこう思う人が出てきます。
「どうせオジサンは若い子が好きなんだ」
結論からいえば、それは合ってると思います。
ただ、それはスケベな意味合いで若い子が好きなわけではありません。
若い人との価値観・目線の違いで刺激を受けたい
というのが主軸な気がします。
例えば、とあるオジサンが自分の行きつけの美味しい居酒屋に誰かを連れていくとします。
オジサン同士の場合だと、いくら美味しいとは言え、経験を積んでるのでそこまで感動してくれません。
一方で、若い人を連れていけば、経験が少ないので「なにこれ!めっちゃ美味い!」など言って感動してくれるし、オジサンよりもガツガツ食べてくれます。
やっぱり自分のお気に入りの居酒屋に連れて行くならば、喜んで貰いたいですよね。
若い人の悩みや愚痴、オジサンたちも似たような経験をしてきました。
それを聞いて、アドバイスする。それで喜んでくれる若い人の顔を見るのが好きなんだと思います。
ただ、
10年も経てば、当時の若い人たちも価値観や目線がオジサンに似てきてしまいます。
そうすると刺激が少なくなるので、また新たな若い人を可愛がる。
というループなわけです。
つまり、オジサンたちに気にかけてもらったり、可愛がられていたりしたけど、それは自身の実力なんかではなく、「若さ」という補正がかかっていただけなのです。
なので、その時に自分に実力があるような気がして調子に乗っていると、「若さ」補正が無くなった時に手元には何も残らなくなります。
そのことに気付けず、手元に何も残らなかったような人が妬んで、
「あの若いやつ、上に媚び売ってる」
とか
「オジサンはどうせ若い子が好きなんだ」
とか
言い始めます。
ただ、その人にも若い頃に似たようなチャンスはあった訳です。
みんな平等なわけです。
妬む暇があるなら、今度は自分がオジサン側になり、若い人を可愛がればいいわけです。
今まで声をかけてもらってたわけですから、今度は自分から声をかけるのです。
若者扱いされなくなり、誘われなくなったことに
何もせず文句をタラタラ言ってるのはみっともないです。
話がだいぶ脱線しましたので、まとめます笑
「若さ」というものは人間に平等に与えられるものです。その間は「若さ」の存在により、自分の実力以上の評価を受けます。しかし、ある日突然、その「若さ」は消えてしまいます。
どんなにお金を積んでももう手に入りません。
その時からが本当の勝負なわけです。
若い頃というのはマリオで言うところのスター⭐状態みたいなもんです。
スターが切れてからが本当の戦いです。
以前、テレビ番組で島田紳助さんがこのようなことを言っていました。
「若いってのは武器。オッサンがどんなにお金を出してももう二度と手に入らない武器。若いとどんなに無茶してもみんなが認めてくれる。だからこそ若い頃の選択肢は全部YESで進んでいくべき。」
当時は分かりませんでしたが、最近になり、紳助さんの言っていたことがよく分かるようになりました。
Mr.Childrenの楽曲「雨のち晴れ」の歌詞で
若さで乗り切れるのも今年くらいだね
という部分があります。
子どもの頃は体力的な事かと思っていましたが、もしかしたら「若さ」補正の部分もあるのかもしれません。
このように色んなところで若さについて取り上げられています。
やはり
若さは武器
これは間違いのない事実です。
若いと言われているうちに色々やりましょう。