映画に誘ってくれたのに
約束の時間
あなたは、現れない
どうしちゃったんだろう?
必ず来るから ココで待っててって云たのに
何時間経っても あなたは、現れない どうしたんだろう?急用でも出来たの?
それならそうと

連絡してほしいのに… それとも…もしかしたら? ふっと、心に
影が…。私の気持ちをかき乱す。
幻の様に思えたはずの
救急車のサイレンの音が現実に
聞こえてきた。あなたじゃないよね。違うでしょ?そんなことないよね。
悪いことばかりを考えてしまう。連絡してみよう。そしたら、違うって分かるはず。
出ない…どうしたんだろう?お願い早く電話に出て!。あなたの声を聞かせて…。
どうしたの?何故出てくれないの?
何か有ったの?嫌よ。出てよ!お願い!お願いだから
出てちょうだい。そんな慌てふためく様子を何処かで見ていた
あなたと彼女。
二人してクスクスと
笑っていた。私は、
道化師の様に見えていただろう。はじめから
二人して
笑いものにしたかっのだ。暫く、私の慌て様を見ていた
二人は、
手をつなぎ人混みの中に消えて行ってしまった。そんなことに気づかない私は、『
待ち人来ず』
長い時間をその場で過ごしてしまった。ふっと、携帯で時間を見ると既に約束した時間から
随分と経っていた。
このまま待っても一向に来る様子もない。
そんな私は、
途方に暮れながら帰宅した。すると、
携帯に
メールが着ていた。
見ると『
ゴメン。連絡が出来なくてm(__)m今日は、急用が出来て行けなくなったから
この埋め合せは、また今度するね』と
メールの着信時間は、待ち合わせ場所に居た時だった。
私が
心配して
電話をかけた時から暫く経ってからの
ものだった。
雑踏で
メールに気がついていなかのだ。せめて
電話をしてくれたら良かったのに…。と、思いながらも
電話もしにくい状況だったんだ。と、勝手に解釈した。
あなたの身に何か悪いことが…と、一瞬でも脳裏に浮かんでいた
不安が事実に成らなくて
良かったと思った。
帰宅したとこを
電話した。
携帯は留守電になっていた。
メッセージを入れると返事は、暫くして
『今日は、無駄足させてゴメンネ。またね』と返信。しかし、何日経っても
連絡は、無かった。こちらから
電話しても出てくれない。
メールしても返事は、ない。そんな状況が続いた
ある日のこと。
目にしたくない
光景を雑踏の中、見てしまった。そう、
あなたと見知らぬ女性の姿を。
二人は、お互いに見つめ合い
微笑でいた。なんだろう…この嫌な感覚は…。
ただの友達という様には、見えない。
何やら話している様だ…。
気づかれない様に近づくと
『この前は、
愉快だったね。どんな反応するか見てたら
オカシクてさ、
笑っちゃったよな。』と。
『そうね。人を試すって
面白いわね。』と…。どういうこと?もしかしたら?あの日の私のこと?
二人して
笑ってたの?
『向こうが俺のこと好きだって云うから俺も好きだって云ってやったら、
有頂天になってさ、本気にしてるんだよな。』と。やっぱり、それって私のこと
二人で笑ってたんだ。
酷すぎる…。
『俺に恋人が居ること知らないで、まんまと引っかかってさ…』と
ゲラゲラ大笑いしてる。
『そんなに笑うの良くないよ。悪いわ。』
『いいさ、勘違い女なんだから。勝手に思い込んで、自分が恋人だとでも
思ってるんだろう。こっちは、いい迷惑だ。』
『あなたにそんな風に云われて可愛そう。』
『優しいこと云うね。
一緒に笑っていたのに』と…。
二人して
あざ笑っていたんだ。
悲しい。一人よがりだったんだ。
恋人が居ることを知らない私に試す様に仕向けてきたんだ。
私は、
二人の前で
道化師を演じていたんだ。
見てる側には、
滑稽に見えたでしょうね。
笑えばいい、
二人して。そんな
会話を聞いてしまった私は、昨日までの
熱い思いが
熱をあげていた思いがまるで
満ちていた潮が、一度に引いて行くかの様に
全て消え去ってしまった。
悲しいというよりも切ない形で終わってしまった片思い…。サヨウナラ…。
久々に
小説らしいものを
書いてみました。いつも読んで頂き、有難う御座いますm(__)m