【今夜は、スーパームーンの皆既月食】
と言うブログ記事を書いていて、
ふと語りたくなった漫画の話。
マンガ大賞2021
第2位
「チ。」
各メディアでも取り上げられてて、
本屋さんにも平置きされていて、
読んだよーって人も多いと思う。
読んだよーって人と共感したい
読んでないよーって人にすすめたい
だから
語らせて。
以下、ネタバレは、あります
地球は不動であり宇宙の中心

と考える「天動説」が当たり前の時代。
地球は動くし宇宙の中心ではない

と考える「地動説」は死罪レベルで禁止。
それなのに
1巻の主人公ラファウ
は

天体観測に強い関心を持っていて、
ひょんなことから「地動説」の核心に迫り、
自分の立場がついに危うくなってしまう。
世渡り上手で賢い彼なので、
軽く嘘をついて難を逃れる。
主人公らしく





「熱い想い」と「突破力」を見せられて、
キャラの個性の強さもあって愛着がわく。
読者として彼を応援する気持ちが高まる。
これから大冒険のはじまりなんだー

ラファウ負けるな

ラファウ頑張れ

なんて思っていた矢先の出来事

まさかの事態が起きる1巻のラスト

この漫画は彼の物語じゃないの?
この漫画の主人公は彼じゃないの?
まだ彼は何も成し遂げていないのに!
それでも彼の凛々しい姿は胸に刺さった!
「チ。」の1巻を、私は3回読んだ。
「チ。」は史実に基づいているらしい。
ラファウのような人間が存在したのかも。
誰かの犠牲の上に今があるのかと考えると、
尊い
