
『教団X』
著:中村文則
…読んでいます

…読み終わってません



前半にある“教祖の奇妙な話”で、
教祖が語り続けるところがあります。
森羅万象について???
人の生まれについて???
悟りの境地について???
理解しようとしながら読むと
先に進めませんのでお気を付けて(笑)
さら~っと流し読みをおすすめします

複雑な男女関係とか、
先の見えない展開には、
興味が湧きます

しかし
途中から
この教団Xの行く末に
興味がなくなり失速しました(泣)
気分転換をしたくなり
立ち寄った本屋でジャケ買いしました↓


『私の命はあなたの命より軽い』
著:近藤史恵
----------------裏表紙よりあらすじ----------------
東京で初めての出産を間近に控えた遼子。だが突如、夫が海外赴任することになったため、実家のある大阪で里帰り出産をすることに。帰ってみると、どこかおかしい。仲が良かったはずなのに誰も目を合わせようとしないし、初孫なのに、両親も妹も歓迎してくれていないような…。私の家族に何があったのか?
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この文章に惹かれて購入しました

2日で読み終わりました。
比較的ページ数も少なく、
テンポ良い展開で、
ページをめくる手が止まりませんでした。
面白かったです

あらすじに書いてあるように、
“家族の異変の原因”を追う展開。
サスペンス調で進み、
“家族の異変の原因”を予想して読む。
その答えが知りたいから、
自然と早く読み終わりました

ただ
私的に残念がふたつ

1、自分の予想した“結末”が、物語の“結末”よりもドロドロハードなものだったため、読んでいてあまり驚きが無かった。とは言え、とても納得のいく“結末”でした。
2、ページ数の少なさのせいか、せっかくの登場人物に深い感情移入に至らず、命を落としてしまったその人と周囲の人々の悲しい気持ちに着いていけませんでした。ちなみに私は泣けない人間ではなく『映画:ベイマックス』とか観て三回必ず泣く方です(笑)

写真左↑『私の命はあなたの命より軽い』
写真右↑『教団X』
ご覧の通り本の厚さは歴然です。
やはり文字量が増えれば
物語の背景に深みが出るかな

“読みやすさ”を選ぶか

“深めの感動”を選ぶか

もう個人の好み次第ですよね
