今日は八街少年院の運動会に行ってきました



自分は、ある団体として来賓席での参加です



今までの自分とは真逆の立場での参加



正直、少し不思議な感じがしました


少年院の正門を潜った瞬間色々と思い出した


もう13年前の話なのに不思議だよね



少年院を仮退院したのは13年前。
少年刑務所を出所したのは8年前。


親子競技で、親を背負ったりしてる時なんかみんな嬉しそうだったな


昼に一緒に飯食ったり


特に親の方達は嬉しかったんじゃないかな


普段は照れ臭くて、そんな事、絶対しないもんな


俺は気持ちがわかるから、見てるこっちまで、笑顔になっちゃったよ


俺は綱引きに参加させてもらいました


親子競技も参加できたんだけど、競技の様子を見ていたかったから参加はしませんでした


全力、全霊、全投、まさに少年達そのものでした



帰りは院生全員に見送られたのですが、親御さん達は目に涙をためている人、涙を流しながら手を振る人、みんな、それぞれの思いを胸に秘めながら別れました

それを見ていた自分まで込み上げて来るものがありました


みんな今どんな気持ちで少年院生活を送っているのだろうか


仮退院してから、また同じ過ちを繰り返してしまうのだろうか


それは誰にもわからない

自分だけが知っていて、自分自身との戦い


彼等は今ではなく、出てからが本当の戦いだと、俺は思う


自分が、あの子達に何が出来るのかと言えば、それはまだわりませんが、もしこの先、自分を頼り、訪ねてくる子がいたとしたら、その時は、出来るかぎり力になりたいと思います


とにかくあの日の気持ち、笑顔を忘れることなく、頑張って欲しいと思います