戦闘開始
ALS確定が昨年7月14日
昨年9月7日肺炎のため、このままじゃ死にますよと医者に
脅されて、緊急気管切開。麻酔が覚めたら、手術室で医者や
看護師の笑い声。それにしても、死ぬほど呼吸が苦しい。
しかしもう声が出ない。左側にいて笑っていた看護師の
手のひらを力一杯握りつぶしてやった。私は左利き、まだ
握力30kgはあった。もともと62kgあったので。
看護師の痛いの悲鳴で、漸く皆の意識が私へ。
息が苦しいと口パクで訴えた。そのうち慣れますよと誰かが返答。
おいおい、呼吸が楽になると言ってた手術前。話が違うと口パクで抗議すると
「だって人それぞれだも~ん」とヘラヘラ笑いながら言ったのである。
60超えて、「だも~ん」?アホか、こいつ。
ここから私のこの医者との戦いは始まった。