視覚障がい者など歩行に困難を抱える方向けの歩行移動支援アプリ「てくてくナビ」 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

視覚障がい者など歩行に困難を抱える方向けの歩行移動支援アプリ「てくてくナビ」

視覚障がい者など歩行に困難を抱える方向けの歩行移動支援アプリ「てくてくナビ」
を、実際に使ってみました。

ソフトの紹介によると
※このアプリは、平成25年度 国土交通省 ユニバーサル社会に対応した歩行者移動支援に関する現地事業に採択され開発されました。アプリ開発にあたっては、電気通信大学 野嶋研究室、株式会社ラビット、ライトハウスライブラリー(島根)、島根県視覚障害者福祉協会のご協力をいただいています。
とのことです。

ダウンロードのリンク、簡単な説明は、一番最後に書いていますが、その要領で、先ほどいつも行く、散髪屋さんの白杖使っての単独歩行時に実際に使ってみました。

実はこの散髪屋さん。
歩いて10分んくらいの所にあるのですが、姫路のお城周りの狭い道を通っていかなければなりません。
そして、その道が途中でぐにゃぐにゃと曲がっています。

行きはいいのですが、散髪屋さんから自宅に帰る時に、いつも方向がわからなくなり迷ってしまうのです。

そこで、ダウンロードしたこのてくてくナビを起動し、自宅の場所を登録しておきます。

散髪屋さんに行き、散髪済んで外に出ます。

このアプリを起動し、登録しておいた自宅を選択し、ナビを開始します。

イメージしているナビとは違い、IPhoneを手に持ち、自宅らしき方向にIPhoneを向けます。
自宅の向きの所でIPhoneが振動します。

振動することで、向かっている方向が自宅に向かって正しいことがわかります。

そして、画面をなぞると、自宅までの距離と、現在立っている場所の住所、向かっている方角を聞くことができます。

曲がり角などで迷うと、IPhoneを前方に向けて振動した方向に歩いていく訳です。

今回はいつも迷ってしまう箇所でこのナビを使って、無事自宅まで変えることができました。

ただ、歩いている途中で、
「ここを右に曲がってください。」
とか、
「あと何メートルでセブンイレブンがあります。」
なんて、車のカーナビみたいな機能はないのであしからず。

体験レポートでした。

以下、団ロード先、アプリの簡単な説明です。

無料で利用できますので,ぜひお試し下さい。

ダウンロードはこちら
http://a1070.phobos.apple.com/us/r30/Purple6/v4/24/6d/17/246d170c-9d22-0593-540a-f6c57f1e8646/mzl.wvpaseyw.png

価格:0
ジャンル:ナビゲーション

説明 一部抜粋

「○×駅までどれくらいの距離で、どっちの方向なのかな・・」「だいぶ歩いてきたけど○×駅、もうそろそろだと思うけどなあ・・」そんなときに、ぜひご利用ください。
このアプリは、移動オンチ、方向オンチの方、そして視覚障がい者など歩行に困難を抱える方向けの歩行移動支援アプリです。
 自分がこれから行きたい、と思う施設を入力すると、その施設までの方向、距離を震動と音声ガイダンスとで説明します。さらに事前に登録した通過ポイント、目的地ポイント付近に来ると、そこまで到達したことを震動によって知らせ、その場所を音声により案内します。
 また、自分がいる場所の住所、端末を向けた向きの方角(東西南北)も音声により案内してくれます。視覚障がい者の方などは、タクシーを呼ぶときに、自分の場所が分からず困ることがありますが、この住所説明で一発です。また、方角の案内によって、自分が反対向きに歩いていくようなことも避けることができます。
 なお、本アプリの利用にあたっては、合成音声の「VoiceOver」機能とバイブレーション機能をオンにしてご利用下さい。