母親の2度目の退院 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

母親の2度目の退院

母親が家で転倒し腕の骨にひびが入り2週間が経った。
ようやっと段取りがつき、明日退院することとなった。

診断書では上腕骨骨折と書いてあるが、ポッキリ折れていると手術が必要であったがそこまでいかずギブスをはめての治療となるようである。

けんど、せっかく自力でトイレなどに行けるようになっていたのに、病院では看護師さんのサポートが必要であり、さいさい呼ぶわけにもいかず、夜間などはトレーニングパンツをはいている。

病院にいれば食事や危険なことには遭遇しないだろうが、その分、自分の自由な行動はできないのである。
これは昨年の3か月にわたる入院時でわかったことである。

退院し、自宅に戻って、転倒した場所の壁に新たに手すりをつけたり、デイサービス復活のためにケアマネさんを呼ぶように段取りしている。

今回は親父にそれら段取りをまかせようと思ったが、84歳の高齢では頭がうまく回らず、結局わしが今秋に入って、入院先の地域医療連携室の担当やケアマネさんに電話しすべて段取りをした。

けんど、今回は母おいやの左手が使えないので、妻が1週間ほど会社を休むこととした。
とは言ってもずっと家にいるのでなく、いつでも自由に行動をとれるようにとりあえず有給休暇をかましているのである。

わしはあるていど休みは自由にとれるが見えないので、正直、そばにいても何の役にもたたないのである。
段取りするくらいしかできないのでちとくやしい。

早く母親を自宅に戻してあげて、ゆっくりしてもらおうと思うのでした。