勤務地変更のその後 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

勤務地変更のその後

勤務地変わっての出勤4日目。
毎日、新たな発見である。

今まで人ごみの中をあまり歩くことがなかったので、今の駅の中の歩行にはいろいろと気をつけなければいけないことが多いことがわかった。

いくら、わしが白杖を使って誘導ブロックつたって歩いているとは言え、皆さん、急いでいることもあり、わしの白杖なんぞは見えていないようである。
特に、右や左にわしが曲がる時、誘導ブロックにそって歩いているので決行、直角に曲がっている。
わしはブロックにそっているので安心して胞肓癲癇しているが、わしの後ろから、また前からきている人はわしが急に90度曲がり白杖をあまり前に出しているとほとんどの確立で晴眼者の人がわしの杖に足をからませてしまっている。

幸いにも転んで怪我をするまでいたっていないのでええが、見えないからしょうがないんじゃあなくて、視覚障害のわしも晴眼者の人を気遣って歩かなければいけないんじゃと再認識した。

そのためにも胞肓を変える時はいったん立ち止まり、曲がった先の誘導ブロックをすぐに白杖で確認するために伸ばすのでなく、できるだけ自分の体に近い位置で確認するようにしている。

それと迷ってしまう箇所はいつも一緒なので、ちょっと時間に余裕を持って、迷う場所の状況を念入りに確認してみるようにした。
すると次に通顆する時は頭の中に地図が描けてスムーズに歩行できるようになることを発見。

ああ、こりゃあ毎日が勉強じゃね。
白杖歩行も置くが深いじゃと再発見の毎日なのでした。