悩ましい食器
我が家では、中が三つに区切られている食器を使っている。
これだとご飯とおかずをおなじ皿に盛ることができて、洗う食器が少なくてすむという利点があるそうな。
けんど、見えないわしにはこれはちとむつかしいのである。
区切られているのでよさそうなもんじゃが、逆にその区切りの境目が分かりにくく、わしが食うと、そりゃあまあ中身がぐちゃぐちゃになっているそうな。
よってどっちかというと、ご飯とそれぞれのおかずがそれぞれの皿で盛ってあるのがええような気がする。
その皿を手に持って口に近づけて食えば、こぼすこともなくきれいに食べれるような気もするのである。
けんど、けんどである、どうもわしが食うときにはお皿に残っていないか、はしでカシャカシャこさぐのでうるさいと皆がいう。
「また、お父さんのかしゃかしゃが始まった。」とのたまうのである。
ご飯なんか最後は直接指で残りのご飯粒を取り出して食う始末である。
ほんまに困ったもんですなぁ。
これだとご飯とおかずをおなじ皿に盛ることができて、洗う食器が少なくてすむという利点があるそうな。
けんど、見えないわしにはこれはちとむつかしいのである。
区切られているのでよさそうなもんじゃが、逆にその区切りの境目が分かりにくく、わしが食うと、そりゃあまあ中身がぐちゃぐちゃになっているそうな。
よってどっちかというと、ご飯とそれぞれのおかずがそれぞれの皿で盛ってあるのがええような気がする。
その皿を手に持って口に近づけて食えば、こぼすこともなくきれいに食べれるような気もするのである。
けんど、けんどである、どうもわしが食うときにはお皿に残っていないか、はしでカシャカシャこさぐのでうるさいと皆がいう。
「また、お父さんのかしゃかしゃが始まった。」とのたまうのである。
ご飯なんか最後は直接指で残りのご飯粒を取り出して食う始末である。
ほんまに困ったもんですなぁ。