人生とは？

毎朝聞いているNHKの朝ドラの「ゲゲゲの女房」で修平じいさんがええことを言っていた。

「人生は流れる雲のごとし」
人間は皆毎日の生活の中で、困難にぶつかったり悩んだり落ち込んだりすることが多い。
けんど、人間の一生というのは空を流れる雲のようなものである。
見上げた空に一つのくもが出現してもいずれスーと流れて行ってしまう。
それだけはかないものではあるが、その流れる中でクヨクヨなやんでもしょうがないのである。

これはわしが前から思っていた、広い宇宙の長い時間の中で、今わしが生きている一生、ましてやこの瞬間なんぞは一瞬の短いもんである。
ゆえにその中でクヨクヨなやんでもしょうがないと同じ事を言っているんじゃと思った。

けんど「人生は流れる雲のごとし」の方が身近で心にふんわりくるんじゃと思った。

人生ははかない、けんどその中でクヨクヨしてもしょうがない、そう考えるとそれゆえに人生は楽しいもんなのである。
今生きている一瞬一瞬が楽しいものなのである。
楽しまなければもったいないのである。
なーんて、ちょっと涼しくなって秋の気配が訪れてきたのでセンチメンタルになっちゃたのかなぁ？

これにはおまけがある。
「人生は放たれた屁（おなら）のようなものである。」
ぷ宇土音をたてて放たれたおならも匂いと音を一瞬残しながら空気をただよっていずれスゥーっと消えていく。
これも一理あるのかもね。