白杖歩行 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

白杖歩行

先日行われた視覚障害者のソフトの他医見解の会場はいつもと違う場所であった。
その場所へはわしは元、会の代表と連れ添って白杖使って行った。
そのことについてある人は
「白杖で単独でその会場まで行くのは危険である。よって一度駅までバスまで行って、そこから乗り換えてバスで近くのバス停まで行く方がいい。」
と言われた。

またある人は
「安全にその場所まで行くには誘導ボランティアに頼んで行くのがいい。それが自分はもちろん家族のためになるから。」
と言われた。

わしは、今まで視覚障害者のリハビリテーションセンターで9ヶ月間生活訓練を受け、そこで徹底的に白杖使っての単独歩行の案税制の確立を叩き込まれた。
よってわしとしては最初はその場所を事前に確認して、できるだけ自分の力で白杖使って歩行して行き着くべきだと思っている。
それは決して危険なことではなく、できるだけ安全に歩行して目的の場所に行きつけるようにしていると思うのである。

昨日も書いたがこれら考えはそれぞれが正しいのであって、人それぞれに合った方法を選択していけばいいと思うのである。
そして、それを決して他の人に助言することはあっても押し付けてはいけないと思うのである。
けんどそれを進める人は決して悪気はなく、親切な思いで話をされていると思うのである。

視覚障害者であるわしらは相手の症状が見える訳でもなく、話し方、声の調子で相手がどのように考えているのかを想像しなければならない。
それだけコミュニケーションをとるのは晴眼者と比べるとむつかしいのである。
それが仕事で従業員の相談電話を受けているわしにとっては痛いほどわかるので何かみなの意見をまとめていく宵方法はないかと思うのでした。