マオちゃん | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

マオちゃん

今日は皆さんご存知の通り女子のフィギアのショートプログラムをやった。
マオちゃんが滑る時間が12時54分と朝から紹介していたこともあり、12時50分には職場のフロアには人がいなくなった。
証拠にもなくわしも食堂のテレビの前に陣取り見た、いんや聞いた。
周りのパートさんが気をきかして、
「声を大きくせにゃあね。」
と言ってくれ、画面が見えないわしでも音声でどのようなすべりをしているのかがわかった。

競技が終わると皆さっと散っていき何事もなかったように机の上野パソコンに向かって仕事をしていた。
この瞬間の視聴率はすごかったんじゃろうねぇ。
今日の夜から明日の朝にかけてはこの滑りのリプレイを何度も流すんじゃろうねぇ。
 
今日はいつもは休みなんじゃが2月度決算のために連続出勤をした。
けんどちとしんどいので定時に帰宅した。
いつもは休みの日にしかお酒を飲まないじゃがいつもの水曜日として調子にのって日本酒を飲んだ。
純米酒の辛口の酒。
裏を読んでもらうと菊正宗らしい。
けんど純米酒って書いてあるわりには1280円と安かった。
冷蔵庫に冷やして冷酒で飲んだがまあまあの味であった。
 
ひさしぶりに1階の親父と一緒に飲もうと8時過ぎにおふろに入る前に
「今は何の酒を飲んでいるんかねぇ?」
と聞く。
「おまえも飲むかぁ?」
とツーカーの返事。
「まあとりあえずおふろに入ってこいや。」
との呼びかけにお風呂に入る。
 
外でおふくろが
「またお酒を買ってきたんかいね。飲みすぎはいけんよ。」
とおやじに言っている声が聞こえる。
どうもおやじは最近お酒を飲みすぎているのか、今日新しい日本酒を買ってきてどこかに隠していたらしい。
血は争えない。
おやじの気持ちがよくわかるのである。

「コップ半分しか入れないけんね。」といいながらなみなみについでくれている。
わしの気持ちも察してクレテイル親父である。
けんどそれもしっかりおふくろは見ていたらしく、
「そんなについだらいけんよ。」
と言っている。
まあええじゃないかねぇ。
たまには飲んでもええかと思う。
おやじも年は年じゃが食うことと酒を飲むことしか楽しみもないんじゃろうから、
ましてやご飯やお酒をおいしく飲んだり食べたりできるだけでも幸せじゃあないかと思う。
1年前には食欲もなく電話で
「酒を飲むどころの騒ぎじゃああないんじゃよ。。食欲もないしね。」
と、言っていたのがうそのようである。

おやじよ。
まあお互いぼちぼちと体を気にしながらいきませう。