老いるということ | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

老いるということ

いつもおじゃましている同じ視覚障害の方のブログにて
樋口 了一 「手紙~親愛なる子供たちへ」
の歌の紹介があった。

早速、YOUTUBEで検索してみると上の歌がヒットした。

生まれた子供を手取り足取り育てるように、老いていく親を最後は手取り足取り看護していくという内容の歌であった。

実際、わしは昨年の6月から両親と同居している。
両親はつい先ごろまでは「子供に迷惑だけはかけたくないと言っていた。
けんど、最後は実の両親でもあり、妻の理解も協力もあり2世帯同居という形で一緒に住んでいるのである。

わしら家族と同居するようになって、がぜん親父もおふくろも元気になり、家の近くを散歩したりバスで駅前のアーケード街に行き買い物なんぞもしているみたいである。
まあ、何かあった時はわしらが2階にいるわけで、日頃の生活はまったく別々にすごしているとはいえ、安心感があるみたいである。

親父は81歳おふくろは74歳。
いずれ介護しなければならない時がくるかもしれんがこの歌ではないけれど、最後はお互い笑顔でゆっくり過ごしたいものである。

ああ、そうじゃぁ。
あと20年~30年すればわしも妻も今の両親のように老いていき、子供達のお世話になる時がくるかもじゃなぁ。