両親戻る
今日は両親が実家から戻ってくる日である。
残業せずに家に戻る。
「ただいま、無事に帰ったかね?」
と声をかける。
「ただいまぁ、これからもよろしくね。」
と親父の声。
けんどおふくろの声がしない。
寝室からわしを呼ぶ声がする。
なんと帰りの新幹線でここ姫路に着いて降りようとした時に尻餅をついたらしい。
おふくろはリウマチで股関節に人口骨を入れていてひざも曲がり難い。
一度こけると自力で立ち上がれない。
よってこけるとまともに支える事ができずに思いっきりお尻を打ったらしい。
タクシーで整形外科に行きレントゲンをとってもらい骨に異常はないとのこと。
打撲だけですんだようである。
せっかく何もなくヒメジに着いたことで気がゆるんだらしい。
「まあ済んだ事はしゃあないし、骨が折れた訳じゃあないんだからよしとしようや。ゆっくり寝て養生しんさい。」
と声をかける。
妻はどっちにしろ今日は疲れて食事も作るのが大変だろうと早めに会社から帰り両親の夕食も作るつもりだったそうな。
食事をしている両親から実家の様子を聞きながら気をまぎらわせてあげる。
「ちゃんと手すりを握っていないからだ。」とか「私がこけたのに他の人に頼むばっかりで自分で起こしてくれようとはしなかった。」だのけんか腰になる両親を「お互いさまじゃよ。二人でこうしているからいろいろあってもやっていけるんよ。お互いに感謝の気持ちを忘れたらいけんよ。」と諭すわし。
どっちが親なんじゃろうかと思うがしゃあないか。
まあ、我が家に戻ってきたんだから安心しんさいと言うしかないのでした。
残業せずに家に戻る。
「ただいま、無事に帰ったかね?」
と声をかける。
「ただいまぁ、これからもよろしくね。」
と親父の声。
けんどおふくろの声がしない。
寝室からわしを呼ぶ声がする。
なんと帰りの新幹線でここ姫路に着いて降りようとした時に尻餅をついたらしい。
おふくろはリウマチで股関節に人口骨を入れていてひざも曲がり難い。
一度こけると自力で立ち上がれない。
よってこけるとまともに支える事ができずに思いっきりお尻を打ったらしい。
タクシーで整形外科に行きレントゲンをとってもらい骨に異常はないとのこと。
打撲だけですんだようである。
せっかく何もなくヒメジに着いたことで気がゆるんだらしい。
「まあ済んだ事はしゃあないし、骨が折れた訳じゃあないんだからよしとしようや。ゆっくり寝て養生しんさい。」
と声をかける。
妻はどっちにしろ今日は疲れて食事も作るのが大変だろうと早めに会社から帰り両親の夕食も作るつもりだったそうな。
食事をしている両親から実家の様子を聞きながら気をまぎらわせてあげる。
「ちゃんと手すりを握っていないからだ。」とか「私がこけたのに他の人に頼むばっかりで自分で起こしてくれようとはしなかった。」だのけんか腰になる両親を「お互いさまじゃよ。二人でこうしているからいろいろあってもやっていけるんよ。お互いに感謝の気持ちを忘れたらいけんよ。」と諭すわし。
どっちが親なんじゃろうかと思うがしゃあないか。
まあ、我が家に戻ってきたんだから安心しんさいと言うしかないのでした。