電子印鑑
わしの会社では勤怠システムが確立していて、出勤スキャンと退勤スキャンをすればその間が自動的に労働時間で確定し残業もきちんとつく。
けんど、それでは時間管理ができず残業代としての経費がかさむため、残業をする時には上司に「超勤支持申請書」を提出しなければいけない。
けんどわしは視覚障害のため直筆でそれを記入することができない。
よってパソコンでエクセルファイルで作成してある申請書に直接入力して印刷して印鑑を押して提出している。
けんど、こりゃまた印鑑を自力で押すことができない。
よって周りの同僚に毎日
「印鑑、押してぇ。」
と頼まなければいけない。
そんでインターネットで検索して「エクセル電子印鑑」なるフリーソフト発見。
それをインストールして印刷すれば申請欄に自動で印鑑が押せるようになった。
それを家族や同僚に見てもらうと、
「キレイに印刷されてるね。けれどあまりにキッチリしていていかにも印刷しましたって感じだね。」
と言われた。
当然、それがどのような状況のことなのかはわしには見える訳でもなく、とりあえずそれで上司に提出した。
けんど、案の定、
「これはあまりに安易すぎるね。だめだよ。」
と言われてしまった。
ガーーン。
せっかく他の人にいつも迷惑かけんで済むと思ったのになぁ。
しゃあないので、再び
「押してぇ。」
攻撃を再開したのでした。
けんど、それでは時間管理ができず残業代としての経費がかさむため、残業をする時には上司に「超勤支持申請書」を提出しなければいけない。
けんどわしは視覚障害のため直筆でそれを記入することができない。
よってパソコンでエクセルファイルで作成してある申請書に直接入力して印刷して印鑑を押して提出している。
けんど、こりゃまた印鑑を自力で押すことができない。
よって周りの同僚に毎日
「印鑑、押してぇ。」
と頼まなければいけない。
そんでインターネットで検索して「エクセル電子印鑑」なるフリーソフト発見。
それをインストールして印刷すれば申請欄に自動で印鑑が押せるようになった。
それを家族や同僚に見てもらうと、
「キレイに印刷されてるね。けれどあまりにキッチリしていていかにも印刷しましたって感じだね。」
と言われた。
当然、それがどのような状況のことなのかはわしには見える訳でもなく、とりあえずそれで上司に提出した。
けんど、案の定、
「これはあまりに安易すぎるね。だめだよ。」
と言われてしまった。
ガーーン。
せっかく他の人にいつも迷惑かけんで済むと思ったのになぁ。
しゃあないので、再び
「押してぇ。」
攻撃を再開したのでした。