目で見ること 耳で見ること | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

目で見ること 耳で見ること

何年か前に「目でみること、耳で聞くこと」って題名でブログ書いたことがある。
40歳を過ぎてから休息に視力視やとも落ちて行き、音声パソコンの修行して、白杖歩行の修行して、点字を少しかじってどうにか目で見ることから耳で聞くことに変更完了した頃だった。
 
大阪の日本ライトハウスで訓練受けて丸8年でどうにか「目で見ること、耳で聞くこと」から「目でみること、耳で見ること」に変身完了できたような気がする。
仕事でも帰ってからでもパソコンでこのこのブログの文章書いたり、ネットサーフィンしてても画面は見ていてもそこに表示されている文字なんぞはまったく見ようとしていない自分がいる。
恐ろしいものである。
 
仕事の上でも、従業員の各種データなんぞを使っていろんな資料作成したり進捗管理なんぞしているが、晴眼者がB5のノートパソコンの小さな画面に書かれている多くの文字や数字なんぞを目で見て確認しているのは随分たいぎいような気がする。
よく間違わずに仕事ができるもんだと歓心してしまう。
耳で聞いて確認して、エクセルで関数駆使して整合性を確認する方がよっぽど速く性格にできるのにと思ってしまう。
 
同僚の書いたワードの文章、耳で聞いてみていると間違っている箇所が結構発見できる。
どうしたもんじゃろうか?
 
目が見え難くなっていた頃は、将来見えなくなったらおしまいじゃと思っていたが、見えないなら見えないで、どうにかなるもんである。
人間の対応力もまんざら捨てたもんじゃあないと思う。
これからも、ボチボチでんなぁ。