容疑者Xの献身 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

容疑者Xの献身

今日は会社は休み。
そして水曜日でもあり、妻が、
「レディースデーで1000円で見れるので映画を見に行こうか?」と言った。
ありゃまあ珍しい。
結婚して子供ができて二人で映画を見るなんて何年ぶりじゃろうか?
と言っても、わしは見えないので映画を聞きに行くのであるが。

タイトルは東野圭吾の「容疑者Xの献身」である。
以前テレビでやっていた福山雅治のガリレオ風に映画化されたそうである。
推理をしながら話が進むので、聞くだけのわしでも結構楽しめた。
平日のレディースデーとは言っても、観客は20名程度だそうな。
家のテレビとは違いお供迫力があったが、これで副音声でもあれば最高なんじゃが。
終わってラーメン屋で「炒飯定職」と「ギョーザ定職」食って、アーケード街のスーパーで買い物して帰ったが、たまにゃあ妻とのこんな一日があってもええかと思った。
もう20年もすれば二人ともおじいちゃんおばあちゃんになってのんびり毎日過ごせればええかとも思う。
 
帰り道で前から聞こうと思っていた盲導犬について聞いてみた。
なんせ妻は動物は苦手で犬や猫や今いるハムスターでさへ触ることができない。
そんなこともありどうせ駄目だと思い聞くことをしなかった。
けんどあっさり、
「盲導犬だったらおとなしいじゃろうし、お父さんが世話するんだから別にええよ。」
との答え。
意外じゃったねぇ。
まあ今すぐどうこうってことはないじゃろうけんど、この先見えにくさは進む一方じゃろうし将来的には盲導犬のお世話になろうと思ってたとこでして・・・。
今日みたいに帰り道左手と右手に買い物袋を右ひじを手引きのためにわしにつかまれている妻の姿を見るとわし一人でも自由に外出できるようにならんといけんしね。
盲導犬についてもっといろいろと調べてみようと思うのでした。