登用面接試験終了 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

登用面接試験終了

 2週間近く、投稿しなかった。
 というのも毎年恒例の登用面接試験を受けていたからである。
 3年前にひとつ上の視覚に登用され、その語、さらに上の資格に上がるために筆記試験を受け、それに受かると面接試験を受けるのである。
 昨年も1昨年も筆記試験は受かるものの面接で落とされた。
 今年で3年目。
 筆記試験は3年目ともなると容量が分かるので高得点で面接試験へ。
 もちろん、見えないのでパソコンを使っての筆記試験。
 面接試験も白杖片手に席まで手引きしてもらって座る。

 そして今日その面接試験が終了した。
 いつもの面接官とは違う面々。
 久しぶりに言いたい事をいえました。
 わしが視覚障害者であるがゆえに晴眼者と同じレベルで仕事ができるように努力をしてきたこと。
 将来的には視覚障害者だからできる仕事、バリアフリーな売場造り、障害者への対応などの改善についてお客様サービス的な仕事もしてみたいと胸をはって言っちゃいました。
 あー、スッキリした。
 今の資格の300名近い社員で面接試験に通ったのは50名、その仲から15名くらいしか採集の合格者は出ない。
 わしは視覚障害で47歳。
 他の社員は30代前後の若いバリバリ元気のあるやつ。
 よっぽどのことが無い限り合格することはないのです。
 けーんど、筆記くらいは他のやつらには負けられんとがんばってしまうんです。
 ここで「どうせ受からないんだからええころで筆記試験を受けよう。」
と思った時点でわしの今の会社での価値観は無くなってしまうと思ってしまうんです。
 まっ、やるだけのことはやったんだからえっか!