共に生きる
 わしは毎週日曜日の朝8時からNHKラジオ第2放送の「共に生きる」を聴いている。
25日の朝の放送で障害を持っている劇団を主宰している方のお話を車椅子のNHKの若いデレクタが取材した内容を聞いた。
「あなたは首から上の頭だけで健常者の中で守られて生きている。そんなんじゃあいけんで。」
なんてことを言われていた。
 
おー、わしはどうなんか?
自分の視覚障害を受け止めて晴眼者と台頭に仕事している。
なんて思っていたのは大きな間違いだったのかもしれない。
心のどこかで、
「わしは視覚障害なんだからこれはできなくてもしょうがないんよ。」
と思いつつ、周りの人も
「彼は視覚障害者なんだから気を使ってあげてやらないといけないんだな。」
と思われた中でぬくぬくとしごとをしていたんじゃないのか?
もっと、自分の障害を前面に出し、それでいてがちんこで仕事をしていく。
はたしてそんなことができるのか?
 
そんな中、今年の3月から職場内で機構改革があり部署の再編成が行われて新しい本部長がわしの上司の上司となった、
その人は昔、労働組合の委員長をしていてよく知っている人である。
その人は今までとは違って真っ向からわしと向かい合ってくれているような気がする。
わしが視覚障害なんてことは関係ない。
間違った事をしていたらガンガン言ってくる。
「仕事っていうのは先を見越してやっていかんとスピードが追いつかないんじゃ。段取り欲、とことんやらんとだめじゃ。」
と広島弁丸出しでアドバイスをしてくれる。
そう言いながら集中して仕事して、7時過ぎに
「今日はこれでおしまい。かえって酒飲んで寝る。」
とダラダラ仕事をするのでなくスパッと退社していった。
こちらも久々に燃えてくるようなこん衣地である。
勝負じゃ勝負じゃ・・・と思いつつ、ちょっと疲れてしまったのでした。
く
25日の朝の放送で障害を持っている劇団を主宰している方のお話を車椅子のNHKの若いデレクタが取材した内容を聞いた。
「あなたは首から上の頭だけで健常者の中で守られて生きている。そんなんじゃあいけんで。」
なんてことを言われていた。
おー、わしはどうなんか?
自分の視覚障害を受け止めて晴眼者と台頭に仕事している。
なんて思っていたのは大きな間違いだったのかもしれない。
心のどこかで、
「わしは視覚障害なんだからこれはできなくてもしょうがないんよ。」
と思いつつ、周りの人も
「彼は視覚障害者なんだから気を使ってあげてやらないといけないんだな。」
と思われた中でぬくぬくとしごとをしていたんじゃないのか?
もっと、自分の障害を前面に出し、それでいてがちんこで仕事をしていく。
はたしてそんなことができるのか?
そんな中、今年の3月から職場内で機構改革があり部署の再編成が行われて新しい本部長がわしの上司の上司となった、
その人は昔、労働組合の委員長をしていてよく知っている人である。
その人は今までとは違って真っ向からわしと向かい合ってくれているような気がする。
わしが視覚障害なんてことは関係ない。
間違った事をしていたらガンガン言ってくる。
「仕事っていうのは先を見越してやっていかんとスピードが追いつかないんじゃ。段取り欲、とことんやらんとだめじゃ。」
と広島弁丸出しでアドバイスをしてくれる。
そう言いながら集中して仕事して、7時過ぎに
「今日はこれでおしまい。かえって酒飲んで寝る。」
とダラダラ仕事をするのでなくスパッと退社していった。
こちらも久々に燃えてくるようなこん衣地である。
勝負じゃ勝負じゃ・・・と思いつつ、ちょっと疲れてしまったのでした。
く