プーちゃんの掃除 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

プーちゃんの掃除

 昨日と今日、たまたま会社やすみであった。
 けんど、どうしても今日中にやらなければいけない仕事があり、言えのパソコンでちまちまと仕事をしていた。
 2日のうち、9時間はこれに費やしてしまった。
 
 今日は娘は校外学習とやらで電車で神戸に行っていろいろと体験と調査をしたそうである。
 お昼の3時にやっと仕事が完了し時間もあったので、ハムスターのプーちゃんの小屋の掃除をすることにした。
 最近は気温が低いのでそれほど匂わないのであるが、妻曰く、滑車と小屋の中もウン子まみれになっているとのことである。
 ほとんど見えない視覚障害のわしではあるが、昔の記憶を頼りに掃除をすることにした。
 いつもは娘と一緒にやっていたのではあるがどうにかなると考えた次第である。
 
 まずは小屋の中にいるプーちゃんを臨時の場所に移動する。
 妻の眼を借りてどこにいるのかを聞きながら、
「プーちゃんおいでーー。」
と、手を差し伸べる。
 いつもは娘が餌やりと相手をしているので軽快しているらしく、滑車の中に入ったりしてなかなか近づいてこない。
 しばらくするとプーちゃんの方からわしの手のひらに乗ってくる。
 臨時の入れ物に非難させて早速掃除の始まりである。
 下にひいてあるわらとチラシの残骸を撤去する。
 まじかにすると随分と匂う。
 滑車や便所などを洗面台に持って行き水洗いをする。
 再びきれいなチラシとわらをひいてやり元の状態に戻す。
 水を替えてやり、餌を満タンに入れてやり、プーちゃんを小屋の中に戻してやる。
 後足で立って、クンクン匂いながら周りの様子をうかがっている様子であるとのこと、
 いつものように滑車をグルグル回り、ご機嫌な様子であった
 ほんまは1週間に一度は掃除をしてやらないといけないそうであるが、なかなかそうはいかず、久しぶりの掃除でスッキリして満足そうなプーちゃんなのでした。