戦慄のプーちゃん | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

戦慄のプーちゃん

 我が家にはペットのプーチャンがいる。
 ホワイトのジャンガリアンのハムスターである。
 名前をプーチャンと言う。
 子供たちが学校で妻だけ家にいた昼間、子供部屋から「ガリガリ」とけたたましい音がする。
 妻はそっと娘の部屋を空ける。
 そこにはハムスターのプーチャンがカゴの1階と2回の隙間に前足でぶら下がり、ガリガリと間でいるのであった。
 その形相が恐ろしかったとのこと。
 後ろ足はぶらぶらであるのにひたすらガリガリやっている。これは隙間から逃げ出したらいけないとボールペンで突っついて下に落とす。
 再び上ろうとするプーチャンだが上までたどりつくのには相当の力がいったみたいで、途中であきらめたらしい。
 到底、宙ぶらりんの状態から外に逃げ出すのは不可能なのだが、生き物が苦手な妻にとっては必死の応対であったようである。
 今日はプーチャンはおとなしくしているが、またいつ例のガリガリをしだすか分からないので冷や冷やもんなのだそうな・・・。
 ふと見ると隙間のところにはガムテープがしっかり張ってあった。 苦笑