恐怖の歯医者 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

恐怖の歯医者

 歯医者さんに行ってきた。
 右上の奥歯のかぶせていた銀が取れて、そのままほっといたら飯を食った後にシクシクと痛み出したのである。
 予約をしていなかったので、朝一番に電話で応急処置をしてもらいに行ったのである。
 治療をしてもらえば痛みが治まると軽く思っていたのだが大きな間違いであった。
 神経が残っている箇所を、
「できれば神経は残しておいた方がいいので麻酔はせずにちょっと我慢してくださいね。」
と言われ、例のキーンマシーンでグリグリ削られた。
 久しぶりにあまりの痛さに涙がちょちょぎれた。
 消毒の薬を詰めて応急処置のコンクリを詰める。
「どうしても痛みが治まらなかったら、遠慮せずにきてもかまいませんから。」
などと言われ、家に帰る。
 けんど、痛みは治まらず、キンキンと神経の痛みが襲ってくる。
昼飯も食えず横になっていた。
 6時間くらいしてどうにか口の中に食べ物を入れられる状態になる。
 ほんまにしんどかった。
 一日たった今は、嘘のように痛みは治まっているが、あさってまた歯医者に行かなければいけない。
 また、がりがりやられるのかなぁ?
 いやじゃなぁと思う、大人気ないわしなのでした。