実家への帰省 1日目 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

実家への帰省 1日目

 実家のおじいちゃんは78歳、おばあちゃんは71歳である。
 二人とも持病は持っているものの、思ったより元気である。
 3時ごろ実家へ着いたので、夕食までには少し時間がある。
 そこで、娘の手引きで、犬のクマがいた頃の散歩道を歩くことにした。
 途中に1メートルの幅くらいの小川があり、クマはいつもそこで水浴びをしていた。
 わしと娘はスリッパだったのでその小川に足をつけた。
 山水が流れてきているのでめちゃくちゃ冷たくて気持ちいい。
 犬のクマの気持ちがわかるような気がした。
 
 散歩から帰り6時過ぎに夕食となった。
 わしが帰省した時のメニューはいつも決まっている。
 刺身とバラ寿司、そして今日は豚肉の冷しゃぶだった。
 わしもおじいちゃんも飲兵衛なのでビールの後は日本酒を飲む。
 広島の地酒である。
 冷たく冷やしてあり妙にうまい。
 
 夕食後は帰る途中のスーパーで買ってきた花火をした。
 少し風邪が強いのでなかなか火がつかない。
 一つ火がつくと、次々と新しい花火に火をつけてアッと言う間に終了。
 風呂に入って娘は10時ごろ2階のお布団がひいてある部屋に上がった。
 おじいちゃんはベッドで寝ている。
 わしとおばあちゃんは、今後のことについて話をした。
 2時間近く、久しぶりにいろいろと話をした。
 結局はどうなるのかは誰にもわからないもんだということで、12時過ぎに就寝。
 明日は何をしようかと、娘の寝息を聞きながらわしも眠ったのでした。