マルマル訓、現る!
娘の話題、3連発。
小学生時代の同級生の男の子に、選挙のポスター依頼を受けた娘。
気合を入れて描いたポスターを大事そうに持って学校へ行った。
その日の夕方、その男の子・マルマル訓が我が家を訪れた。
会社が休みじゃったわしは、パンツ一丁シャツ一丁でくつろいでいたので、慌ててTシャツと短パンをはいて玄関へ。
「どちらさんですか。」
と聞くと、
「すいません。」
とかわいらしい女の子みたいな声。
もう一度、
「何のご用でしょうか?」
と聞く。てっきり、また何かのセールスでやって来たと思い、きつめに聞くわし。
「あのー、マルマルです。」
そう、マルマル君である。
「あっ、ごめんごめん、今開けるけーね。」
とドアを開けると、背の小さい気のよさそうな男の子が立っていた。
目が見え難いわしには、どんな顔をしていて、どんなかっこうかはわからない。
「娘はまだ学校から帰ってないんよ。何か伝えておこうか?」
と聞くと、
「いや、いいです。また、後で来ます。」
とどぎまぎと答えて帰って行った。
しばらくして学校から帰って来た娘にそのことを伝えて、どんなやつなんかを聞いてみる。
「背は私より小さくて、頭がクルクルよ。」
そう、天然のクルクルパーマだそうである。
夕方6時近くに再びマルマル君現る。
そっと会話を聞いているわし。
「今日は、ありがとね。そんじゃあね。よっしゃよっしゃ。」
とそれだけ言ってそそくさと帰って行った。
学校でポスターを渡した時は、そっけない感じであったらしいが、男として、キチンとお礼を言いたかったんじゃろうかねぇ。
「なかなかええとこもあるじゃない。」
けんど、中学1年の男の子が女の子の家を訪れるのには勇気がいったじゃろうに。
選挙に当選するよう、影ながら応援しちゃろうと思ったお父さんでした。
小学生時代の同級生の男の子に、選挙のポスター依頼を受けた娘。
気合を入れて描いたポスターを大事そうに持って学校へ行った。
その日の夕方、その男の子・マルマル訓が我が家を訪れた。
会社が休みじゃったわしは、パンツ一丁シャツ一丁でくつろいでいたので、慌ててTシャツと短パンをはいて玄関へ。
「どちらさんですか。」
と聞くと、
「すいません。」
とかわいらしい女の子みたいな声。
もう一度、
「何のご用でしょうか?」
と聞く。てっきり、また何かのセールスでやって来たと思い、きつめに聞くわし。
「あのー、マルマルです。」
そう、マルマル君である。
「あっ、ごめんごめん、今開けるけーね。」
とドアを開けると、背の小さい気のよさそうな男の子が立っていた。
目が見え難いわしには、どんな顔をしていて、どんなかっこうかはわからない。
「娘はまだ学校から帰ってないんよ。何か伝えておこうか?」
と聞くと、
「いや、いいです。また、後で来ます。」
とどぎまぎと答えて帰って行った。
しばらくして学校から帰って来た娘にそのことを伝えて、どんなやつなんかを聞いてみる。
「背は私より小さくて、頭がクルクルよ。」
そう、天然のクルクルパーマだそうである。
夕方6時近くに再びマルマル君現る。
そっと会話を聞いているわし。
「今日は、ありがとね。そんじゃあね。よっしゃよっしゃ。」
とそれだけ言ってそそくさと帰って行った。
学校でポスターを渡した時は、そっけない感じであったらしいが、男として、キチンとお礼を言いたかったんじゃろうかねぇ。
「なかなかええとこもあるじゃない。」
けんど、中学1年の男の子が女の子の家を訪れるのには勇気がいったじゃろうに。
選挙に当選するよう、影ながら応援しちゃろうと思ったお父さんでした。