漫画家としての初仕事 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

漫画家としての初仕事

 続けて娘の話題。
 先日、漫画を書くための道具を買い込んで修行をしていた娘。
 小学校の卒業アルバムを持って帰ってきた。
 その中で、
「将来、漫画家になりそうなやつ。」
とのテーマの投票で、17票を獲得してブッチギリで一意になったそうな。
「やるじゃん。」
 これで、ますますお尻に火がついたようである。
 
 そして、小学生時代のクラスメートの男の子に、
「選挙に立候補するから、ポスターを書いてくれぇ。わしゃードラエモンも満足に書けないんじゃー。書いてくれたら何でもするけぇー。」
と頼み込まれたらしい。
「頼まれたからには、恥をかかせてはいけんけぇ、本気で書かなきゃぁ。」
と、昨日の夜、何時間もかけてポスター作成にいそしんでいた。

 絵柄は緑の黒板に立候補者の名前が白くくっきりと書かれていて、その黒板を指差して、にんまり笑うマルマル君。
 このメガネをかけてのニンマリ顔が、彼の特徴を一番現しているそうである。
 得意げに説明してくれました。
 
 漫画家としての血が騒ぐのか?自分のプライドがあるのか?
 まあ、没頭できるってことはええことです。
 娘よ。初仕事じゃね。